ドキュメンタリー・ドリームセンターは、ドキュメンタリー応援プロジェクト「国際映画祭を解剖する!」をAnchorstar MPR(東京・港区)で11月5 日(土)~6 日(日)に開催する。
「国際映画祭を解剖する!」は、日本のドキュメンタリー映画の制作者や関係者、映画ファンなどと共に、世界の映画祭の現在について知り、体験談を聞き、世界におけるそれぞれの作品の位置を考えるイベント。
ミニレクチャー、座談会、ワークショップ、交流タイムを組み合わせ、ドキュメンタリー映画の作り手と観客が学び、考え、楽しめる2日間になるとしている。
イベント概要
◾︎名称:国際映画祭を解剖する!
◾︎開催日:2022 年11 月5 日(土)~6 日(日)13:30~18:30
◾︎会場:「Anchorstar MPR」東京都港区西新橋2-19-5 カザマビル4 階
◾︎参加方法:参加申し込み(定員あり)はPeatix サイトより https://kaibo2022.peatix.com/
◾︎料金:(当日受付でお払いください)
1日券一般2,000 円/ユース1,000 円
2日券一般3,000 円/ユース2,000 円
・「ユース」は22 歳ぐらいまでが対象です。ID 確認はしません。
・当日券は空席がある場合に販売します。
◾︎主催:ドキュメンタリー・ドリームセンター
◾︎助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京【ライフウィズアート助成】
◾︎協賛:
「国際映画祭を解剖する!」プログラム
11/5(土) 映画祭に行ってみよう
13:30 〜 13:45 |
(1時間目)「世界の国際映画祭地図2022」 世界には何千という映画祭がある。コロナ禍を経て、今どうなってるのか。なぜ映画祭に挑戦すべきなのか。海外展開のススメ。 |
藤岡朝子(ドキュメンタリー・ドリームセンター) |
13:45 ~ 14:45 |
(2時間目)「監督たちの体験談」 遊びと思われて、職場で嫌味を言われたりするけど、では映画祭に招待されるとはどういうことか。作品の広がりと作家の成長にとって大切な場なのです。うまくいけば。 |
ドキュメンタリー監督数人による座談会 |
14:45 ~ 15:15 |
(3時間目)「映画祭を見きわめる~A からZ まで、ピンからキリまで~」 先日集計したアンケートで寄せられた皆さんの体験談に触れながら、映画祭通が、様々な映画祭の特色と選び方を解説。世界の映画祭の理解を深めていきます。 |
中山治美(映画ジャーナリスト「ぐるっと!世界の映画祭」企画執筆) https://www.cinematoday.jp/cat/world_festivals/list |
(休憩30分) | ||
15:45 ~ 16:15 |
(4時間目)「映画祭の説明責任、アメリカ昨今の事情」(事前収録) 映画祭の役目とは?責任とは?海外の専門家が、映画制作者と映画祭のパワーバランスについて提言します。 |
アビー・サン(アーティスト・プログラム長、International DocumentaryAssociation) 増渕愛子(映画キュレーター・プロデューサー) |
16:15 ~ 17:15 |
(5時間目)「コンサルタントが映画祭マッチング!」(フランスからライブ出演) 海外展開を控える最新作ドキュメンタリー3本の映画祭戦略を、映画の多様性を愛し、芸術性/商業性の双方を大事とみなす目利きと一緒に考えます。 |
マドリーヌ・ロベール( スイスVisions du Réel 映画祭プログラマー/アーティスティック・アドバイザー)3作品の監督たち |
(休憩15分) | ||
17:30 ~ 18:30 |
(6時間目)「雑談と交流の時間」小グループに分かれて交流します。 | 全員 |
11/6(日) 映画祭を攻略しよう
13:30 〜 13:45 |
(1時間目)「映画祭攻略の基礎知識」 「プレミア」「サーキット」 「セールズエージェント」等の単語や概念を学びます。 |
高松美由紀(フリーストーンプロダ クションズ) |
13:45 ~ 14:45 |
(2時間目)「監督たちの体験談」 完成してから応募するのではなく、制作途中から助成金・ラボ・ピッチフォーラムなどの映画祭プログラムを活用して、ステップアップしていった監督たちの話を聞きます。 |
ドキュメンタリー監督数人による座談会 |
15:00 ~ 15:30 |
(3時間目)「世界における自分の映画を位置づける」 作品はみんな違って、みんないい。でも自作が他とどう違うのか、客観視してその姿を見きわめてみませんか。ワークショップ しましょう。 |
全員 |
15:30 ~ 16:00 |
(4時間目)「映画祭応募実践」 映画祭の応募用紙に実際に記入してみましょう。ナビゲートします。 |
久保田ゆり(ぴあフィルムフェスティバル海外展開担当) |
16:00 ~ 16:30 |
(5時間目)「自作をテキストでどう読ませるか」 海外向けにログラインやシノプシスを英語でどう書くのか。日本語で書いたストーリーの直訳そのままではダメなんですよ。 |
増渕愛子(映画キュレーター・プロデューサー) |
(休憩15分) | ||
16:45 ~ 17:45 |
(6時間目)「悔しい思いをバネに~2つの映画をケースに考える国際映画祭戦略」 「東京クルド」と「アイアムアコメディアン」のプロデューサーと監督を迎え、企画の始まり方、制作資金の獲得、国際展開の実践の試行錯誤を解剖します。 |
司会進行: 金川雄策( Yahoo!JAPAN CREATORS Program 短編ドキュメンタリー部門責任者) 植山英美(ARTicle Films)日向史有(ドキュメンタリー・ジャパン) |
17:45 ~ 18:30 |
(7時間目)「雑談と交流の時間」小グループに分かれて交流します。 | 全員 |
◉ドキュメンタリー・ドリームセンター
https://ddcenter.org/japandoc/kaibo/