4K/60pに加え、1080/240p撮影に対応。8Kハイパーラプスなど撮影機能が充実したDJI Mavic Air 2が登場


文・青山祐介

DJI JAPAN428日(火)、高いクオリティの撮影機能と高度な安全性を実現する飛行性能などを備えたコンシューマー向けドローン「DJI Mavic Air 2」を発表。同日から予約を受け付け、521日(木)から出荷する予定だ。価格は標準パッケージが105,600円、バッテリー3個と充電ハブ、NDフィルター、ショルダーバックなどを加えたFly Moreコンボが132,000円となっている。

 

▲標準パッケージ

 

▲Fly Moreコンボ

 

 

Mavic Air 2 紹介映像

 

 

動画では4K/60pFHD240fpsの撮影が可能

Mavic Air 2Mavic 2シリーズとMavic miniの間に位置するモデルで、サイズや重量も両モデルの中間的なものとなっている。前作のMavic AirMavic Proの弟分という位置づけでありながら、ジェスチャーで機体の動きをコントロールできる「スマートキャプチャー」機能を備えていたり、赤、白、黒というカラーバリエーションを用意するなど、ホビーユースを強く意識したものだったのに対して、Mavic Air 2はそのデザインも兄弟に習ったものとなるなど、Mavic シリーズを意識した佇まいとなっている。

3軸ジンバルを介して搭載されるカメラは、有効画素数4800万画素の1/2CMOSセンサーを採用し、最大解像度4800万ピクセルの写真と、4K/60fpsの動画撮影が可能となっている。この撮影機能のスペックは、最大2000万画素、4K/30fpsという兄貴分のMavic Proをしのぐ。この4800万画素のセンサーを生かした8Kハイパーラプスや、独自のクワッドベイヤー配列による広いダイナミックレンジを生かした、豊かな階調のHDR動画撮影などを実現している。

動画は4K UHD24/25/30/48/50/60fpsFHDならさらに120/240fpsでの撮影が可能だ。また、HDR4K2.7KFHDいずれも24/25/30fpsでの撮影となる。動画の最大ビットレートは120Mbpsとなっており、記録フォーマットはMP4もしくはMOVMPEG-4 AVC/H.264もしくはHEVC/H.265の中から選択可能となっている。また静止画はJPEGに加えてDNG(RAW)での記録が可能だ。

 

 

刷新されたコントローラーのデザイン

Mavic Proにも似たデザインの機体には、前と後ろ、下方にステレオカメラによるビジョンセンサーを搭載。最新の操縦支援システムAPAS 3.0を搭載し、前方の障害物を回避しながら飛行することが可能だ。インテリジェント撮影機能も進化しており、被写体を狙い続けながら飛行ができるフォーカストラックや、ドローニーをはじめとしたドローンらしいカットを撮影できるクイックショットなどを利用することができる。なお、昨年DJIが2020年から発売するドローンに搭載するとアナウンスしていた、航空機が近くに存在することを操縦者に警告するAirSense機能は、当面北米のみで販売するとしており、日本では未搭載の模様だ。

 

機体に搭載されるバッテリーは3セル5200mAhMavic 2シリーズの3950mAhに比べても大容量で、スペック上、最大で34分の飛行が可能。また、最大飛行速度はSモードで68.4km/hと、Mavic 2シリーズの72km/hに近い性能となっている。

 

このMavic Air 2の機体に組み合わされる送信機(コントローラー)は、これまでのMavicファミリーに共通したデザインから刷新。従来はコントローラーの下部にスマートフォンなどのモバイルデバイスを両側のグリップ部で挟み込む形となっていたが、Mavic Air 2ではスクエアな本体の上部にある、アンテナを兼ねたモバイルデバイスホルダーを上に引き出し、そこにスマートフォンなどを挟むスタイルとなっている。また、内蔵のバッテリーが5200Ahと従来に比べて大容量のものを採用(Mavic 2シリーズは3950Ah)。最大で約240分の使用が可能だ。

 

機体と送信機の通信はMavic 2シリーズと同じOcuSync 2.0を採用し、日本仕様では最大で6000mの伝送距離を実現。機体からのライブビデオビットレートは40Mbpsで、720p/30fpsもしくは1080p/30fpsでのライブビューが可能となっている。送信機のモバイルデバイスで利用するアプリは、Mavic miniと同じDJI Flyで、撮影した動画を簡単に編集できる。

521日(木)からデリバリーされるパッケージは、機体、送信機、バッテリー1個、充電器などがセットになった標準キットが105,600円。ここにバッテリーを2個追加され、バッテリー3個をセットして充電できる充電ハブとパワーバンクアダプター、ショルダーバックに、ND16/64/256のフィルターセットを加えたFly Moreコンボキットが136,000円となっている。またオプションとしてFly More コンボキットに同梱されるNDフィルターセットや充電ハブ、パワーバンクアダプター、ショルダーバックなどに加えて、ND4/8/32をセットにしたフィルターセット(7,700円)や、専用プロペラガード(1,980円)などが用意されている。

 

◉製品情報
https://www.dji.com/jp/mavic-air-2