DJIは、超軽量ワイヤレスマイクである『DJI Mic 3』を8月28日より発売した。ラインナップと価格は以下のとおり(すべて税込)。

・DJI Mic 3(2 TX + 1 RX + 充電ケース):52,250円
・DJI Mic 3(1 TX + 1 RX):33,660円
・DJI Mic 3レシーバー:20,130円
・DJI Mic 3トランスミッター:16,830円
・DJI Mic 3 充電ケース:11,770円

DJI Mic 3(2 TX + 1 RX + 充電ケース)

DJI Mic 3(1 TX + 1 RX)



『DJI Mic 3』は、既存のDJI Micシリーズの技術をもとに設計された超軽量ワイヤレスマイク。最大4つのトランスミッターと8つのレシーバーとの接続に対応。

Micシリーズとして初めてアダプティブゲインコントロールに対応し、クリッピングを自動的に防止したり、音量バランスを動的に調整したりするほか、3つの音声トーンプリセットと2段階のノイズキャンセリング機能を備えている。さらに、32 GBのストレージを内蔵し、32bitフロート録音のデュアルファイル内部収録にDJIマイクとして初めて対応。

DJI Mic 3トランスミッターはコンパクトで目立たず、重さはわずか16グラム。マイクのクリップはマイクから取り外すことができ、マイクの取り付け向きを自由に変えて装着することが可能。どのように取り付けても最適な音声収録を保証するとしている。磁気での装着またはクリップを使った装着、どちらの装着方法にも対応。DJI Mic 3ウィンドスクリーンは5色で展開。

オールインワン型の充電ケースには、2つのトランスミッターと1つのレシーバーを収納できる。トランスミッターは、ウィンドスクリーンやマグネティッククリップを取り外すことなく収納でき、マグネットやロック式ケーブルのためのスペースもある。


『DJI Mic 3』は、DJIマイクとして初めて、2つのアダプティブゲインコントロールモードを備えている。スポーツイベントなどの音量が劇的に変化する屋外環境では、自動モードが突然の音量の上昇を抑え、クリッピングを防ぎぐ。一方、ダイナミックモードは音量の変化に応じてゲインを自動的に調整し、静かな屋内環境、例えばスタジオのような場所で一貫した音量を確保する。

また、レギュラー、リッチ、ブライトといった3種類の音声トーンプリセットを搭載した初のDJIマイクでもある。異なる声の特徴を持つ複数の人とのインタビューに最適なこの機能は、声のトーンを調整し、低音を強化して音の濁りを減少させたり、高音を強化して明瞭さを向上させたりすることが可能。

2段階アクティブ ノイズキャンセリングが空調などの背景音を抑え、はっきりとしたクリアな音声を提供。ウィンドスクリーンを装着することで、風切り音をさらに低減できる。

さらに、ロスレスオーディオ機能により、トランスミッターが非圧縮の48kHz 24-bitオーディオを直接レシーバーに送信し、元の音源を忠実に細部まで詳細に録音する。



一度に最大4つのトランスミッターと8つのレシーバーに接続でき(追加のトランスミッターとレシーバーは別売)、グループインタビューでも、カメラを複数台使った撮影でも、ほとんどのデバイスでクリアな音声を得られ、ポストプロダクション作業が容易になるとしている。

クアドラフォニックモードに設定すると、DJI Mic 3 レシーバーは、対応するソニーのカメラやコンピューターソフトウェアと組み合わせて、4つの独立した音声トラック出力をサポートする。これにより、トラックの正確な分離と柔軟なミキシングが可能になり、ポストプロダクションでのクリエイティブな自由度が高まる。

展示会やスポーツイベントなどの複雑で広大な環境において、Mic 3は400メートルの伝送範囲と強力な干渉耐性を発揮し、2.4 GHzと5 GHz帯の間で自動周波数ホッピングを行い、堅固な伝送を確保する。

内部収録に対応し、Mic 3のデュアルファイル内部収録は、オリジナルトラックとアルゴリズムで強化されたバージョンの両方を保存する。これにより、より柔軟な制作が可能になり、また、ポストプロダクション処理をよりスムーズに行うことができる。

Mic 3は、24bitと32bitフロートといった2種類の内部収録仕様に対応しているため、複雑な音環境によりうまく適応できるダイナミックレンジを実現し、音声のあらゆるニュアンスを捉えることができる。トランスミッターは高精度のタイムコード機能に対応し、内部収録中にタイムコードデータを埋め込む。タイムコードは24時間で1フレーム以上ずれることはなく、複数のカメラ間での正確な同期を可能にし、ポストプロダクションでの映像の同期作業がより容易になる。

フル充電されたMic 3トランスミッターは最大8時間、レシーバーは最大10時間使用できる。充電ケースを使用すれば2.4回分のフル充電が可能で、最大28時間使用することができる。5分間のクイックチャージでDJI Mic 3を2時間駆動でき、フル充電に必要な時間は50分。

Mic 3は、再充電の必要性を防ぐための複数の省電力機能も備えている。例えば、自動省電力機能は、レシーバーとトランスミッターが使われていない場合、それらをスリープモードに切り替える。自動電源オフ機能は、レシーバーとトランスミッターが一定時間使用されなかった場合に、それらの電源をオフにする。

DJI OsmoAudioエコシステムへの直接接続により、DJI Mic 3はレシーバーなしでOsmo 360、Osmo Action 5 Pro、Osmo Action 4、またはOsmo Pocket 3とペアリングし、必要な機材を最小限に抑えながら高品質録音を実現。

前述以外のデバイスと接続するために、Mic 3はロック式3.5 mm TRS出力ポート、3.5 mm TRRSモニタリングポート、およびUSB-Cポートを備えている。Bluetoothを介して、レシーバーなしでスマートフォンに直接接続することもできる。



◉製品情報
https://www.dji.com/mic-3

DJI JAPAN株式会社
https://www.dji.com/jp