DJIは、ミラーレスカメラ用スタビライザー『DJI RS 3 Mini』を発表した。価格は51,480円（税込）。
『DJI RS 3 Mini』は、現在市販されている主要カメラブランドの様々なミラーレスカメラやレンズを取り付けられるように設計。従来のRS 3シリーズと同等の優れた安定化性能を引き継ぎつつ、より小型化と軽量化を実現。
また、縦向き撮影時の質量は795 gで、最大積載量は2kgを実現。第3世代安定化アルゴリズム、1.4インチのカラータッチ画面を搭載し、Bluetoothシャッター操作や追加アクセサリーなしで縦向き撮影にも対応している。
片手で、らくらく操作
一体型設計で、コンパクトで持ち運びやすいボディになっている。縦向き撮影時の質量はわずか795gで、DJI RS 3 Proと比較すると約50%、DJI RS 3と比較すると約40%軽くなり、片手での操作でも優れた映像撮影が可能。また、ショルダーバッグにすっぽり収まり、軽量のため移動時の負担も少なく、屋外での長時間撮影にも適してる。
最大積載量が2kgで、主要カメラブランドの様々なミラーレスカメラとレンズのセットアップを取り付けることができる（対応リスト：www.dji.com/jp/support/compatibility）。
パワフルなモーターにより、最大焦点距離までズームしても安定した映像を撮影でき、ジンバルのバランス調整を繰り返し行う必要はないとしている。
▲DJI RS 3 Mini（左）、DJI RS 3 Pro（右）
縦向き撮影対応
新設計の2層式クイックリリースプレートで流行りの縦向き撮影に対応。クイックリリースプレートを垂直アームに取り付けることで、追加アクセサリーを使わず手軽に縦向き撮影が可能。また、従来の縦向き撮影モードとは違い、ジンバルの回転角にも制限がなく、より簡単にSNS向けのショートビデオが撮影できるようになったという。クイックリリースプレートの上部にはカーブ状の配置ガイドが追加され、このガイドによりカメラが回転してネジが緩むのを防ぐことができる。
第3世代安定化アルゴリズム
RS 3 Proで確立したDJI独自の第3世代安定化アルゴリズムがDJI RS 3 Miniでも採用。走りながらの撮影やローアングル撮影、ペンライトモードの撮影でもブレのない映像を撮影でき、撮影中ずっと安定した映像を撮影できる。また、安定した状態で人物のトラッキングが可能。ハイアングルとローアングルの切り替えもしやすく、また、3Dロール360にも対応し、カメラをダイナミックに360°回転させ撮影できる。
カメラと簡単接続
ワイヤレスでのBluetoothシャッター操作に対応し、主要カメラブランドの多くのミラーレスカメラに接続することができる。一旦ジンバルとカメラを接続してしまえば、次回以降は電源を入れるだけで自動的に再接続し、ジンバル本体の録画ボタンでカメラの動画・写真の撮影操作を直接行えるため、素早く撮影を始めることができる。
ソニーのカメラと対応パワーズームレンズを使用する場合、DJI RS 3 Miniのフロントダイヤルを使って、レンズの光学・デジタルズームを直接操作できるため、カメラ制御ケーブルを使用する必要がない。
本体の側面にはNATOポートが搭載され、DJIのブリーフケースハンドルや外付け補助ライト、マイクのような様々なアクセサリーを接続できる。
指先だけで、簡単操作
より操作性を向上させるため、1.4インチ フルカラータッチ画面、ジンバルの3種類のフォローモードを切り替えられるMボタン、フォーカス調整を行えるフロントダイヤルを搭載し、片手だけで簡単に操作できるように設計されている。
1日かかる撮影にもパワフルに対応
DJI RS 3 Miniのハンドルに内蔵されたバッテリーは最大10時間の駆動時間が可能。充電しながらジンバルを使用することもでき、わずか2時間半で完全充電が可能。
※ 25℃の環境下で、10W充電器を使用して測定。
Roninアプリで、広がる創造性
タイムラプス：タイムラプスを動画に追加すれば、魅力的なオープニングや息を呑むようなトランジションが得られる。
トラッキング：最大10箇所のポイントを事前に選択、ジンバルの動きを設定し、どんな撮影シーンや環境にも対応できるダイナミックな動画を撮影。
パノラマ：目の前に広がる壮大な風景を、広い視野角のパノラマ写真に残さず収めることができる。
◉製品情報
https://www.dji.com/jp/rs-3-mini
DJI JAPAN株式会社
https://www.dji.com/jp