DJIはスマートフォン用ジンバルOsmo Mobileの最新モデルとなるOsmo Mobile 3を発表した。8月13日より予約開始、19日より出荷開始を予定している。Osmo Mobile 3の一番の特徴は折りたたんでコンパクトに持ち運べるようになったこと。寸法は使用時W285×125×103mmだが、折りたたむとW157×130×46mmにまでコンパクトにして持ち運べる。本体重量は405g。販売価格はスタンダード版は 13,500 円(税込)、コンボ版は 15,660 円(税込)となっている。

⬆コンボに付属するアクセサリー。通常版との違いは専用キャリーケースとグリップ型ミニ三脚が付属する点。

 

 

片手だけで操作操作できるように設計

グリップは15度傾斜をつけ、握りやすさを追求。片手だけでほとんどのカメラ操作を完結できるように設計したという。グリップを握った前面にはトリガーを備え、ジンバル固定、ジンバルの再センタリング、スマホの前後カメラの切り替え、スポーツモードやアクティブトラックの設定が可能。グリップ後方に設置されたMボタンは動画/静止画撮影の切り替え、クイックメニュー(ジョイスティックと組み合わせて撮影メニューを選べる)、スタンバイモード(ジンバルがOFFの状態。再び3回押すと元にもどる)、クイックロール(横向きのランドスケープモードと縦位置のポートレートモードの切り替え)の設定ができる。また、スマホのデジタルズームを側面のズームレバーで操作することもできる。

 

 

操作アプリDJI Mimoと連動した撮影・編集機能を楽しめる

 

⬆被写体追尾のアクティブトラックのイメージ写真

DJI MimoはOsmo Pocketで初めて導入されたアプリ。編集用のテンプレートも用意されており、スマホで編集。SNSへのシェアが気軽にできる。予め設定された撮影パターンやカメラワークに従って撮影することで撮影・編集の経験がないユーザーも映像作りが楽しめる「ストーリーモード」も搭載する。被写体追尾の「アクティブトラック」はディープラーニングとコンピュータビジョンアルゴリズムにより、より精度の高い追従性を実現。アクティブトラックはハイパーラプス機能と組み合わせて使うこともできる。今回新たに追加された機能としては「ジェスチャーモード」がある。これはスマホのカメラに向かってピースサインを出すと写真や動画の撮影が開始されるというもの。

 

Osmo Mobile 3のプロモーションムービー

 

主な特徴

  • 折りたたみ式でコンパクトに持ち運べる
  • 片手でほとんどの操作ができる
  • バッテリー持続時間は最大15時間
  • 被写体追尾のアクティブトラックが強化。ボタン操作でも設定可能
  • タイムラプス・ハイパーラプス・パノラマ写真撮影が可能
  • ジャスチャーモードを搭載
  • DJI Mimoで手軽に編集・SNSへのシェアができる

 

●製品情報

https://www.dji.com/jp/osmo-mobile-3