DJIは、DJI Roninシリーズの新製品『DJI RS 2』と『DJI RSC 2』を発表した。DJI公式オンラインストアやDJI認定ストア、DJI正規販売代理店および特約販売店にて10月15日(木)より予約受付。価格は、『DJI RS 2』単品が86,900円、『DJI RS 2 Pro コンボ』が105,600円、『DJI RSC 2』単品が53,900円、『DJI RSC 2 Pro コンボ』が73,700円(すべて税込)。

同製品は、様々なシーンに対応できるプロ向けの3軸カメラジンバル。『DJI RS 2』は、一眼レフや小型シネマカメラのような重量のあるカメラシステムに、『DJI RSC 2』は携帯性に優れ、ミラーレスカメラやコンパクトカメラに適した設計となっている。

 

DJI RS 2

『DJI RS 2』は、基礎構造部分にカーボンファイバーを使用し、耐久性は高く維持したまま1.3 kgまで本体を軽量化。4.5 kgの動荷重(試験値)に対応し、バッテリー駆動時間も最大12時間を実現。 バッテリーが内蔵されたハンドルへ直接急速充電することが可能になったため、15分の充電で2時間駆動できる。さらに、新機能SuperSmoothモードでは、カメラの安定性が向上し最大焦点距離100 mmのレンズ使用時のわずかな振動も抑えるとしている。

軸ロック機構により移動やバランス調整が簡単になり、2層式カメラマウントプレートはArca SwissとManfrottoの両ブランドの規格に対応。また、微調整用ノブで搭載するカメラのバランス調整がより正確に行える。

1.4インチの内蔵カラータッチ画面は、カメラのデータ、ジンバル設定、カメラからのライブビューを表示。11言語に対応し、画面は超高輝度画面で見やすく、アクティブトラックやインテリジェント撮影モードのような主要機能を操作できる。トリガー上部に配置された内蔵フロントダイヤルにより、正確なフォーカス制御が可能になり、RSA(Roninシリーズアクセサリー)ポートにDJI フォーカスホイールを取り付けて併用することで、2チャンネルでのフォーカスとズーム調整を実現。

また、ジブ、カーマウント、スライダーなどの他のシステムに取り付けて併用することも可能。2つ搭載されているRSAポートは、NATOポートとしても機能し、グリップや遠隔操作用コントローラーなどのアクセサリーやアタッチメントを取り付けることができる。

◉RS 2紹介映像

◉製品情報
https://www.dji.com/jp/rs-2

 

 

 

DJI RSC 2

『DJI RSC 2』は、デザインが一新され、携帯性の高い折りたたみ設計で、映像制作者が機材の量を増やすことなく、どこへでも持ち運ぶことができる。また、アクセサリーを追加することなく、縦位置での撮影が可能になり、新しいブリーフケースモードでは、ジンバルのメインアームを緩め、カメラを前方に向けたままぶら下げるようにジンバルを持ち、独特なアングルで撮影することが可能。

パーツには、スチールのような耐久性の高い素材が使用されている一方で、アルミニウムのような軽量素材によって、本体は全体的に軽量化されている。重量は1.2 kgで、オリジナルモデルRonin-S よりも約 35%軽量化され、折りたたんだ状態の接地面積は A5 用紙と同等のサイズ 180×190 mmとなる。内蔵バッテリーは 14 時間の駆動時間を誇り、バッテリー内蔵ハンドルに直接急速充電することが可能になったとしている。

軽量かつ高い携帯性を誇り、強力なモーターにより、3 kg の動荷重(試験値)にも対応していま。動荷重が増加したことによって主要なミラーレスカメラに対応でき、パナソニック S1H + 24-70mmレンズのような、より重量のある組み合わせも搭載可能になった。DJI RS 2 と同様、最先端技術である最適化 Titan 安定化アルゴリズムにより、これまでにない安定性を実現。モーター搭載ジンバルと併用することで、細部まで補正し、市販されている中で上位に入るレベルの安定化機能を達成しているという。

さらに、幅広いカメラモデルに対応しており、ユーザーは RSC 2 を最大限に活用できる。軸ロック機構により運搬から使用前のバランス調整までもが簡単になり、2 層式カメラマウントプレートは Arca Swiss とManfrotto の両ブランドの規格と互換性がある。1 インチの内蔵 OLED スクリーンは、カメラデータを表示し、直接画面上で設定を調整することもできる。

 

◉RSC 2紹介映像

◉製品情報
https://www.dji.com/jp/rsc-2

 

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