キヤノン、業務用31型4K ⁄ HDRリファレンスディスプレイ『DP-V3120』を発表

キヤノンは、業界最高の輝度性能となる最大・全白輝度2,000cd⁄m²と高コントラスト200万：1を実現した業務用31型4K ⁄ HDRディスプレイ『DP-V3120』を11月下旬より発売する。価格はオープン、市場想定価格は420万円（税別）前後。

『DP-V3120』は、独自開発のディスプレイ用エンジン、独自設計のLEDバックライトシステム、およびIPS液晶パネルの採用により、高輝度と黒輝度表示性能を両立した業務用31型4K ⁄ HDRリファレンスディスプレイ。忠実な色再現・高解像度・高コントラストにより、撮影した4K ⁄ HDR映像を正確に確認することができる。

主な特長

業界最高の輝度性能（最大・全白輝度2,000cd⁄m²、高コントラスト200万：1）を実現

独自バックライト設計と独自アルゴリズム制御により、最大輝度・全白輝度2,000cd⁄m²、黒輝度表示性能0.001cd⁄m²、高コントラスト200万：1を実現し、暗部領域やコントラスト感のある画像確認に適している。映像が持つ高輝度から低輝度領域までの階調や色を忠実に表現できるため、リファレンス用途にふさわしい4K ⁄ HDR映像を鮮明に表示することができる。

▲HDR映像の表現力を引き出す高輝度表示イメージ（2,000cd⁄m²表示時）

シネマ業界における先進的な要求仕様「ドルビービジョン」認証の全項目に適合

ハリウッドなどの世界各国・地域のポストプロダクションの映像制作現場において、HDR映像制作機材として重要な要求仕様「ドルビービジョン」認証の全項目に適合している。

HDR映像制作のワークフローをサポートする多彩な機能を搭載

12G-SDI端子を4系統搭載しており、4Kや2Kの4画面 ⁄ 2画面表示、HDR ⁄ SDRの比較表示ができる。輝度や色を数値や疑似色で可視化して表示確認できるHDRモニタリングアシスト機能や、入力信号を識別し、画質設定を自動で切り替えるビデオペイロードID連動、入力信号エラーを検知・確認する警告表示やエラー履歴表示など多彩な機能を搭載している。

◉製品情報
https://canon.jp/newsrelease/2019-09/pr-dp-v3120.html

キヤノン株式会社
https://canon.jp/