キヤノン、EFシネマレンズ「CINE-SERVO レンズ」シリーズ2製品を発表。シリーズ最広角の15mmから高倍率の8倍ズームを実現


▲CN8x15 IAS S/E1(EFマウント)

 

キヤノンは、EF シネマレンズ「CINE-SERVO レンズ」シリーズの新製品として、『CN8×15 IAS S/E1(EF マウント)』と『CN8×15 IAS S/P1(PL マウント)』を11月下旬より発売する。価格はオープン。

両製品は、大判センサー搭載の8Kカメラに対応する高い光学性能と、広角15mmから高倍率の8倍ズームを実現し、1.5倍のエクステンダーをレンズ本体に内蔵したEFシネマレンズ。

スーパー35mm相当サイズの大判センサーを搭載したカメラに対応するレンズとして、焦点距離15-120mm、8倍ズームの広角・高倍率化を実現。また、従来機種と比べて性能向上を図りつつ、質量増加を抑えた小型・軽量設計により、従来機種同等の肩担ぎが可能な高い機動性を実現。

レンズ本体に内蔵されている1.5倍のエクステンダーを使用することで、焦点距離22.5-180mmへの切り替えが可能。同時に、イメージサークルの拡大により、35mmフルサイズセンサー搭載カメラにも対応可能となるため、キヤノンのデジタルシネマカメラ「EOS C500 Mark II」や「EOS R5 C」などでも使用可能。

放送用カメラシステムの通信規格である「12pinシリアル通信」のほか、マウント経由での通信機能にも対応。EFマウントでは、「EFマウント通信」に対応し、PLマウントでは、映像制作業界で広く採用されているCooke社の「/i Technology」に加えて、「CINE-SERVOレンズ」シリーズ初となるZEISS社の「eXtended Data」に対応。

▲小型・軽量設計により肩担ぎでも安定した撮影が可能

▲VFX 等を活用したドラマ制作現場での使用イメージ

 

 

シリーズ最広角の広角端15mm、高倍率8 倍ズーム

スーパー35mm 相当サイズのセンサー搭載カメラに対応し、焦点距離15-120mm、8 倍ズームの広角・高倍率化を1本で実現。 約186.7(幅)× 131.7(高さ)× 286.9※(長さ)mm、質量は約3.4kg の小型・軽量設計により、肩担ぎにおいても安定した撮影が可能。※PL マウントにおいて。EF マウントでは全長が294.9mm。

▲従来機種「CN7×17」(白枠)よりさらに広角化。距離の取れない場所でも広い画角で撮影可能(画角イメージ)高倍率8 倍ズームによる望遠撮影。(写真左)、内蔵エクステンダー使用(白枠)で、さらに寄った撮影も可能(写真右)

 

 

内蔵エクステンダーによりフルサイズセンサー搭載カメラにも対応

1.5 倍の内蔵エクステンダーにより、スーパー35mm 相当サイズのセンサー搭載カメラ使用時において、焦点距離22.5-180mm への切り替えが可能。イメージサークルの拡大により、35mm フルサイズセンサー搭載カメラにも対応。また、スーパー35mm と35mm フルサイズの両大判センサー搭載カメラに対応し、ボケ感を活かしたシネマチックな撮影が可能。

▲内蔵エクステンダー使用時、イメージサークルの拡大により35mm フルサイズにも対応可能

 

 

さまざまな通信機能に対応

 撮影時のフォーカス/ズーム/絞りの位置データやレンズの型式など、レンズメタデータを外部出力することで、VFX やポストプロダクションに活用可能。 放送用カメラシステムの通信規格である「12pin シリアル通信」に対応。 EF マウントでは、「EF マウント通信」に対応、 PL マウントでは、Cooke 社の「/i Technology」に加えて、「CINE-SERVO レンズ」シリーズ初となるZEISS 社の「eXtended Data」に対応。

 

8K カメラに対応する高い光学性能

諸収差を極限まで抑制し、ズーム全域で画面中心から周辺まで8K カメラに対応する高い解像力とコントラストを達成。 円形に近い開口形状を保つことができる11 枚羽絞りを採用し、柔らかく自然なボケ表現が可能。 EF シネマレンズ全シリーズで統一された暖色系のカラーバランスで、被写体の質感描写を実現すると同時に、ポストプロダクションの手間を低減。フォーカスブリージングを抑制し、安定したフレーミングでの撮影が可能。

 

 

着脱可能なドライブユニット

ドライブユニット装着時は、高速ズームやフォーカス、絞りの設定など、放送現場の撮影スタイルに好適。ドライブユニット非装着時は、シネマ撮影用のアクセサリーに対応し、マニュアル操作での映像制作が可能。そのほか、「EF マウント」もしくは「PL マウント」へ有償交換が可能。

▲放送・シネマ両スタイルの撮影に対応する着脱可能なドライブユニット(写真左:装着時、 写真右:非装着時)

 

▲「EF マウント」もしくは「 PL マウント」へ交換が可能。

 

 

◉製品情報
https://cweb.canon.jp/cinema-eos/lineup/ef-cinemalens/cn8-15ias/

キヤノン株式会社
https://canon.jp/