1億200万画素、RED Monstroより大きなラージフォーマットセンサーを搭載するハイエンドミラーレス一眼・フジフイルムGFX100が登場


フジフイルムから1億200万画素を誇るミラーレス一眼・FUJIFILM GFX100が発表された。発売は6月下旬を予定しており、価格はオープン(店頭予想価格は税別122万5,000円)。写真では「中判カメラ」という位置づけだが、35mm判フルサイズセンサーの約1.7倍の面積を持つ対角線55mm(43.8×32.9mm)の大型センサーを備え、4K/30pの動画撮影にも対応する。

 

RED Monstroよりも大きなセンサーを備える

GFX100の動画の切り出しエリア(黄色い枠:DCI 4K時43.8×23.19mm)とその他の代表的なシネマフォーマット。ALEXA65の54.12×25.59mmよりは小さいものの、RED Monstroなどで採用されるVista Vision(40.96×21.6mm)よりも大きなセンサーを搭載し、同社では「ラージフォーマットセンサー」として打ち出していくという。4K撮影時もクロップなしでセンサーエリアを最大限に使用できる。

 

SDカードの内部記録で4:2:0 10bitに対応

4KとFHD時の仕様。4Kは映画用のDCI 4K(17:9)と放送用の4K(16:9)に対応。All-IntraとLong GOPの記録モードに対応し、それぞれ最大ビットレートは400Mbpsとなる。記録メディアはSDカード(400Mbps撮影時はビデオスピードクラス60以上推奨)でデュアルスロット。内部記録時は4:2:0 10bit(H.265圧縮)、4:2:0 8bit(H.264)を選択できる。HDMIによる外部出力では4:2:2 10bitに対応する。また、HLGやF-Logなどもサポートする。

ボディ内手ブレ補正を備える

ラージフォーマットセンサーカメラとしては初めて、ボディ内手ブレ補正にも対応。5.5段分の補正性能を有する。

 

 

●GFX100の製品情報

https://fujifilm-x.com/ja-jp/cameras/gfx100/

vsw