太陽企画株式会社(以下、「太陽企画」)のアニメーションスタジオ・TECARAT(テカラ)がWhatever、ドワーフスタジオと共に制作を進めているストップモーション時代劇『HIDARI』の主演声優が日本発オリジナル作品への初参加となるキアヌ・リーブスに決定した。

情報解禁の場となったのは、5月17日に開催された第79回カンヌ国際映画祭「Annecy Animation Showcase」(カンヌ国際映画祭マルシェ・ドゥ・ フィルム内で開催されるアニメーション専門プログラム)。世界から厳選された5作品のひとつとして『HIDARI』が選出され、本作の原案・脚本・監督を務める川村真司とプロデューサーの松本紀子が世界各国の配給会社・投資家・映画祭関係者へ向けてプレゼンテーションを実施した。



コメント

キアヌ・リーブス(左甚五郎 役)

「『HIDARI』のパイロットフィルムを初めて観て、本当にビックリしました。チームが生み出した映像は素晴らしく、脚本を読んで、この作品は唯一無二の映画になると確信しました。観客としてもぜひこの映画を観たいし、自分もその一部になりたいと思ったんです。『HIDARI』には、世界中の観客の心を動かす、特別な力があると信じています。」(日本語訳)



川村真司(監督)

「HIDARIのパイロットフィルムや脚本を作っている時、参考にした映画のひとつは「John Wick」でしたし、映画化する際に誰を起用したいかという勝手なドリームリストを作った時、一番最初に書いた名前がキアヌ・リーブスでした。まさか本当にその人に参加してもらえるとは夢にも思いませんでした。今でもまだ信じられない気持ちで一杯です。でも、こんな名優に参加してもらえるのであれば、彼の力も借りながら必ず面白い作品にできるようチーム一同励んでいきたいと思います。」



松本紀子(プロデューサー)

「キアヌが参加してくれたことで、私たちの甚五郎は、いよいよ「声」を手に入れました。それだけでなく、川村監督とも活発なクリエイティブなやり取りをしてくださっていることに、本当に信じられない、ワクワクした気持ちでいます! 映画業界的にはインディーズな私たちではありますが、日本だけではない広い可能性の中で制作することを目指し、「一緒にいて欲しい仲間」を集めながら、少しずつ、しかし力強く、更に前進していきたいと思います!」



ストップモーション時代劇『HIDARI』

作品概要

物語の舞台は江戶時代の日本。実在した歴史上の事件や人物と、オリジナルキャラクターたちが交じりあい、一人の男の復讐譚を描いていく。時の名工・甚五郎は、江戶城改築工事の現場で陰謀に巻き込まれ、師匠と愛する女性、そして自らの右腕までも奪われてしまう。

からくも生き延び復讐の⻤と化した甚五郎。失った腕の代わりに武器となる義手を造り上げ、かつて木を彫るために握っていた道具たちは、敵を屠るための武器へと変貌する。相棒の「眠り猫」と共に復讐 の旅にでた甚五郎だったが、次第により大きな陰謀へと巻き込まれていく。幕府内に渦巻く権力争い、迫り来るカラクリ兵、そして変形する江戶城…。すべてが彼を飲み込もうとする中で、彼の中にある何かもまた、静かに変わり始めていく。

『HIDARI』は、創ることを生業とした一人の男が、破壊に手を染めたその先で、自分自身や生きる意味をみつけ直す復讐と再生の物語。


パイロットフィルム (5分32秒)




制作チーム

TECARAT(太陽企画株式会社) [木彫人形造形、美術制作]




株式会社クエストリー [コンテンツファイナンス設計]




Whatever Co. [クリエイティブディレクション]




ドワーフ(株式会社AOI Pro. ) [プロデュース、アニメーションスタジオ]