株式会社朋栄は、Dejeroのライブ中継ソフトウェア『LivePlus for Windows』を3月から発売を開始した。価格は、年額 370,000円(税別)。
Dejero社はこれまで、iOS用/Android用のLivePlusアプリ、macOS用のNewsBookソフトウェアを提供してきたが、Windows用にLivePlus for Windowsが新たに追加されることで、より幅広いプラットフォームでライブ中継が可能となる。
『LivePlus for Windows』は、有線/無線を問わずブロードバンド接続を使用して、遠隔地の現場から最大20Mbps、低遅延0.8秒で高画質の生中継が可能なオールインワンソリューション。現場から放送局にあるDejero WayPoint レシーバーにライブ中継しながら、Dejero CuePointリターンサーバーから超低遅延の返し映像や、プロンプター映像を2系統受信可能。中継用の回線は、Dejeroの特許取得済みのSmart Blending Technologyによりイーサネット接続とWi-Fi接続をブレンドすることができ、接続の信頼性を高めているという。Wi-Fi接続には、Wi-Fiホットスポット機器へ直接接続したり、Wi-Fiアクセスポイント機能を持つスマートフォンに接続して携帯回線ネットワーク接続が可能。
中継用のカメラは、ラップトップPCの内蔵カメラやUSB Webカメラのほか、SDI/HDMIカメラ接続にも対応。スタジオサブから現場への返し映像やプロンプター映像は、Dejero CuePointを使用して250ミリ秒という低遅延で配信することで、ライブ中継で現場とスタジオを連携させることが可能になる。
ユーザーインターフェイスは、カスタマイズ可能。画面上や外部モニター上に、カメラプレビューと、返し映像またはプロンプター映像を配置し、移動したりサイズ変更しながらオリジナルのディスプレイレイアウトを簡単に作成できる。接続状態の監視とプロンプタースクリプトと同時に、カメラプレビューを直接見ながら、オーバーレイとグラフィックスを考慮したレポーターのカメラ映像上の位置を調整できる。さらに、スタジオサブから現場へのIFB通話または返し映像のオーディオをサポートし、複数の有線/無線によるイヤーモニターのオプションも提供される。
◉製品情報
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株式会社朋栄
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