3つのカメラモジュールをブロックのように付け替えて使える

Insta360 Japan株式会社はレンズとセンサーからなる「カメラモジュール」と液晶モニター・記録部の「コア」、「バッテリーベース」を組み合わせて使用するアクションカメラ『Insta360 ONE R』を発売。カメラモジュールのラインナップは、「360度モジュール」、「4K広角モジュール」、「1インチセンサー広角モジュール」の3種類。

価格は、Insta360 ONE R本体に4K広角モジュールが付属する『Insta360 ONE R 4K版』が39,600円、Insta360 ONE R本体に4K広角モジュールと360度モジュールが付属する『Insta360 ONE R ツイン版』が59,400円、Insta360 ONE R本体に1インチ広角モジュールが付属する『Insta360 ONE R 1インチ版』が68,200円(すべて税込)。

▲『Insta360 ONE R ツイン版』(左)、『Insta360 ONE R 1インチ版』(右)

 

「360度モジュール」は、360度を最大5.7K/30pで撮影することが可能で、タッチスクリーンでリアルタイムに360度コンテンツをプレビューできる。「4K広角モジュール」は、最大4K/60p撮影に対応し、8倍のスローモーション動画を撮影できる。1インチ広角モジュール」は、Leica社との共同開発で5.3K/30p撮影が可能になっている。いずれも最大ビットレートは100Mbps、定評のある6軸手ブレ補正機能(FlowState)を備えている。

▲バッテリーモジュール(左)、ディスプレイとなるコアモジュール(右)

 

主な特長

・アップグレードをされたFlowState安定化アルゴリズムを生かしてジンバルのような安定性を実現。スマートシーン検知アルゴリズムによって、ONE Rは暗所でも手ブレ補正のパフォーマンスが向上。

・IPX8防水規格であり、本体は5mまで防水対応をしている。潜水ケースを使用すれば、最大60mまで可能となる。

・ONE Rをヘルメットや手の届かない場所に固定している場面でメニュー操作ができる音声コマンド機能を搭載(※現在英語と中国語の指令のみ対応。)

・ONE Rアプリには360度撮影の場合、AIが自動で適切な画角を切り出してくれる「オートフレーム」機能を搭載。

・360度カメラモジュール使用時は自動的に被写体をフレームの中心にロックし、被写体が障害物に隠れた場合でも追跡を再開するDeep追跡の機能も。編集時はもちろん、撮影時にリアルタイムで被写体追尾することも可能。

・360度カメラモジュール使用時は、自撮り棒を自動で消してくれる機能も。

新しいナイトショットモードでは、AIを使ったアルゴリズムを用いて暗所での撮影を行う。ナイトショットモードで自動的に視覚ノイズを修正し、細部まで画質を維持することを実現。

・すべてのカメラモジュールで静止画と動画のHDRモードを搭載。また、ワンタッチで自動カラーグレーディングする機能も

2つの内蔵マイクを搭載し、自動ノイズキャンセル機能を実現。また、 USB Type-Cポートと上部の取り付けアクセサリーシューでサードパーティ製の3.5mmマイクの取り付けが可能。

 

 

主要なスペック

ONE R 4K 広角モジュール ONE R 360度モジュール ONE R 1インチ広角モジュール
レンズ口径 F2.8 F2.0 F3.2
35 mm相当の焦点距離 16.4mm 7.2mm 14.4mm
静止画解像度 4000×3000 (4:3)
4000×2250 (16:9)
6080×3040 (2:1) 5312×3542 (3:2)
5312×2988 (16:9)
動画解像度 4000×3000@30fps,
3840×2160@60fps,
3840×2160@30fps,
2720×1530@100fps,
2720×1530@60fps,
2720×1530@30fps,
1920×1080@200fps,
1920×1080@120fps,
1920×1080@60fps,
1920×1080@30fps
5760×2880@30fps,
5760×2880@24fps,
5760×2880@25fps,
3840×1920@50fps,
3840×1920@30fps,
3008×1504@100fps
5312×2988@30fps,
3840×2160@60fps,
3840×2160@30fps,
2720×1530@60fps,
2720×1530@30fps,
1920×1080@120fps,
1920×1080@60fps,
1920×1080@30fps
静止画フォーマット jpg、RAW insp 、RAW jpg、RAW
動画フォーマット insv (アプリやStudioで書き出し可能)、
mp4 (カメラ内FlowState手ブレ補正)、LOGとHDR動画対応
insv (アプリやStudioで書き出し可能)、LOGとHDR動画対応 insv (アプリやStudioで書き出し可能)、mp4 (カメラ内FlowState手ブレ補正)、LOG動画対応

 

ドローンに搭載できるマウントも

 

DJI Mavic 2に取り付けられるドローンマウントとのセットも(68,200円)。前モデルのMavic Pro用のマウントも発売される。製品ページでは動画も見られる。

https://store.insta360.com/product/one_r

 

製品紹介動画

 

 

◉製品情報

ツイン版
https://www.insta360.com/product/insta360-oner_twin-edition

1インチ版

https://www.insta360.com/product/insta360-oner_1inch-edition

Insta360 
http://www.insta360.com/