Insta360Japan株式会社は、ポケットサイズの360度カメラ『Insta360 ONE X2』を発売した。価格は55,000円(税込)。

『Insta360 ONE X2』は、ポケットサイズでありながら、強力な手ブレ補正、5.7K 360度動画、IPX8防水、360度タッチディスプレイ、AIによる編集機能など数多の機能を兼ね備えている360度カメラ。カメラ単体で、あらゆるアングルで撮影可能なため、これまでであれば専門性の高いカメラマンやドローンを活用しなければ創造できなかったクリエイティビティの高い撮影を可能にするとしている。

本体サイズは、 高さ11.30 x 幅4.62 x奥行2.98cm 、質量149g。

 

▲Insta360 ONE X2の表(写真左)、背面(写真右)

 

『Insta360 ONE X2』は、360度、ステディカム、InstaPano、マルチビュー、4つの撮影方法が一つになり、クリエイティビティを最大限に発揮。AIに任せるだけで撮影することができる。

360度ではなく、ステディカムモードを使用することで通常の動画を撮影することも可能。このモードでは、2つあるONE X2レンズの片面のみ使用しているため安定した超広角の映像を撮影することができる。

また、美しいパノラマ写真を撮影するための新しいモード「InstaPano」が搭載。風景に沿ってカメラやスマートフォンを動かしてパノラマ写真を作成するのではなく、たった一回タップするだけで撮影することができる。さらに、2つのアングルを異なる視野で同時に表示する「マルチビュー」機能も追加された。

 

FlowState手ブレ補正のアルゴリズムがさらに進化。ONE X2の手ブレ補正と水平補正アルゴリズムはこれまでより優れており、非常に安定した映像をポケットサイズのカメラだけで撮影できる。また、ONE X2でも見えない自撮り棒の機能で、カメラマンやドローンがなくても空中から最高のアングルで撮影できる。

Insta360アプリの編集ラボは、最新で最高の360度編集技術を使用した一回タップするだけのテンプレートを集めたもので、テンプレートは定期的に更新される。ドリーズームやストップモーションのようなテンプレートは、画面をタップするだけで映画風エフェクトを簡単に作り出すという。残像分身や影分身といったテンプレートはクローンを数秒で作り、ゴーストタウンは、360度タイムラプス映像から通行人を消去した写真を出力できる。

タイムシフトハイパーラプス機能が搭載され、360度撮影とステディカム撮影のどちらでも利用できるようになった。あらゆる方向にリフレームしながら再生速度を調節するか、またはAIにすべてを任せることができる。 フリーズフレームを追加して動画の再生速度を停止するまで遅くし、アクションが最高潮に達した場面でリフレームするような編集が、動画の再生速度設定画面をタップするだけで簡単にできる。

PureShotモードは、低照度下で撮影した写真のノイズを低減し、細部を残しながらダイナミックレンジを拡張する。AquaVisionは、水中で撮影したコンテンツの色バランスを自動的に調節し、外部フィルターや編集作業は必要ないとしている。バッテリーは、容量1630mAhで80分の連続撮影を可能にし、新しい高輝度HDタッチスクリーンは撮影したコンテンツを360度でプレビューできる。

IPX8防水で水中撮影も可能で、潜水ケースなしで水深10mまで撮影でき、潜水ケースを使えば水深45mまでシームレスな水中スティッチングでの撮影が可能。

 

4つのマイクは、カメラをどのように持っていても声をはっきりと捉え、新しい風切り音低減アルゴリズムを備えたステレオ録音や、完全没入型体験のためのアンビソニック録音が可能。 音声制御はONE X2が手の届かないところにあっても撮影をコントロールでき、AirPodsを接続してカメラを制御したり撮影中に録音したりできる。

さらに、ONE X2をウェブカメラとして使うと、Zoomなど人気の会議プラットフォームで広角分割画面ビューが利用できる。また、FacebookやYouTube、カスタマイズしたRTMP機能対応の360度動画チャンネルで360度のライブ配信も可能。

 

製品紹介動画

 

◉製品情報
https://www.insta360.com/jp/product/insta360-onex2

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