ゼンハイザージャパンブースでは、国内初お披露目となるワイヤレス・オーディオシステムEW-DPを参考展示していた。
発売時期や価格は未定だが、受信機は前面にOLEDディスプレイを備え、送信機のXLR端子にはガンマイクやダイナミックマイクを装着して使用できる。
カメラシューには写真のようなチーズプレートで固定でき、マグネット式で着脱可能な構造。電源は専用のリチウムイオンバッテリーの他、USB-Cでの給電にも対応する。ワイヤレス伝送の電波はA帯とB帯。iOS、AndroidアプリSennheiser Smart Assist appも用意され、最大16台のBluetooth経由でセットアップ、操作、モニタリングが可能になっている。
IBCで発表された双指向性の8の字型RFコンデンサーマイクMKH8030も展示されていた。スポーツ、報道、劇場、オーケストラレコーディングなどの用途を想定して設計されたモデル。
ローノイズで30-50kHzの広帯域を実現した単一指向性のガンマイク、MKE8040と組み合わせたMS録音のセッティング。MS録音はMid(真ん中の音)とSide(左右の音)を分けて録音することで、一般的なLRのステレオ録音に比べても、より広がりのある録音ができる。