RED KOMODO 6Kが正式発表! 発表翌日から代理店のRAIDが展示説明会を開催。


デジタルシネマの世界を黎明期から牽引してきたRED Digital Cinema が、ビデオグラファーやフォトグラファーにとっても導入しやすいサイズと価格帯で提案していたRED KOMODO 6Kがついに正式発表された。6Kのスーパー35センサーを搭載したコンパクトなボディで、CFast2.0カードにRED RAW(R3D)記録が可能。価格は66万円(税別)。当初カラーバリエーションも計画されていたが、ブラックのみになった。

ボディは想像以上にコンパクトで小型軽量。レンズマウントはRFを採用。

バッテリーはキヤノンの業務用タイプBP955などをボディに直接装着して使用可能。もちろんオプションを利用してVマウントバッテリーなども利用できる。

上部にタッチスクリーンタイプのモニターが設けられ、最もシンプルなスタイルとしてはそれで設定しつつ、モニターしながら撮影が可能。

6Kのスーパー35センサーはグローバルシャッタータイプ。これまでこのクラスではグローバルシャッタータイプのカメラは存在せず、CMOSのローリングシャッター現象のため、どうしても速い動きの被写体や動きながらの撮影には被写体が歪むという欠点があった。ブラックマジックデザインも一度グローバルシャッターを搭載したカメラを発表したが、製品化の段階で断念したという経緯がある。

グローバルシャッターであることも利点を生かして、動きものを中心に撮影した作例がこちら。

記録メディアはCFast 2.0。純正のカードも用意されるが、動作保証されたメディアを使うこともできる。

R3Dは、HQ、MQ、LQの3種類の設定が可能で、6K R3Dの場合、512GBのカードにHQで30分、MQで40分、LQで1時間17分の収録ができる。

ボディ上の液晶パネルはタッチスクリーンタイプで、ここで各種設定が可能。

驚いたことに日本語表示にも対応している。

対応するSmallHDのモニターをカメラコントロールケーブルで接続することで、モニター側からKOMODOのメニュー操作が可能になる。ケーブルとソフトウェアライセンスがセットになったコントロールキットを購入することで利用できる。

スマホアプリからの操作やモニタリングにも対応。

ボディ天面モニター、外部モニター、スマホ端末で同時にモニターできる。

WoodenCameraのアクセサリー類を装着した状態。

アクセサリー類は純正のみならず、発売当初の段階からSmallHD、WoodenCamera、Kippertieから各種用意されている。

RED KOMODOのオーダーページはこちら

RED KOMODOアクセサリー類の紹介、購入ページはこちら

vsw