ブラックマジックデザインによると、オーストラリアのメルボルンにあるビクトリア大学がDaVinci Resolveトレーナーの認定を受けた同国初の大学となった。同校は今後スクリーンメディア学位で、メインのポストプロダクション・ソフトウェアとしてDaVinci Resolveを使用するという。
ビクトリア大学のスクリーンメディア学位では、最先端のMac実習室、マルチカム対応のテレビスタジオ、 ラジオスタジオ、グリーンバックなどの同キャンパスの設備、そして幅広いプロダクションカメラや機材を 最大限に活用している。スクリーンメディア学士号コースの責任者であるマーク・C・スコット(Marc CScott) 博士は、同プログラムのメインのポストプロダクション・ソフトウェアとして、DaVinci Resolve を採用。 ブラックマジックデザイン認定のDaVinci Resolveトレーナーとなったスコット博士は語る。
「ビクトリア大学は、常に学位の調査と改善に取り組んでいます。カリキュラムにResolveを組み込むこと は、大きな前進と言えます。Resolveに特化した授業を学位に組み入れ、DaVinci Resolveのすべてのセクションを取り上げる予定です。同学位を基にして、学生たちがDaVinci Resolveを 使ってさらに多くを学び、プロとしてのキャリアに繋げて欲しいと考えています」
同校におけるDaVinci Resolveの採用の一環として、2つの新しいポストプロダクション用のMac実習室にもDaVinci Resolveが導入された。各実習室は20名までの生徒に対応している。ビクトリア大学における最近のテレビスタジオの開発に、さらに新しいスタジオと実習室が加わった。
「Blackmagic Designは、これまで予算の関係で映像制作の夢を叶えられなかった人にも、すばらしい技術を提供してくれます」
スコット博士は最後こう結んだ。
「DaVinci Resolve、新しいテレビスタジオ、ポストプ ロダクション設備を備えたビクトリア大学には、オーストラリア中からより多くの学生たちが集まることでしょう。今後もResolveと共に発展を続けていきます。すでにBlackmagic Design製品を中心とした同学位の改善計画が進められています」