ニコン、小型かつ軽量の超広角ズームレンズNIKKOR Z 17-28mm f/2.8の発売を発表

株式会社ニコンは、小型・軽量、開放F値2.8一定の超広角ズームレンズ『NIKKOR Z 17-28mm f/2.8』を10月28日より発売する。予約販売受付は９月22日10時から。希望小売価格は183,370円（税込）。

同製品は、フルサイズ/FXフォーマットで17mmから28mmまでの焦点距離範囲を、明るい開放F値2.8一定でカバー。全長約101mm、質量約450gと小型・軽量で、優れた携行性と高い光学性能を備えている。街歩きや旅行先でも携行しやすく、超広角ならではのパースペクティブを活かした撮影、明るい開放F値2.8と最短撮影距離0.19mで被写体を際立たせたダイナミックな撮影など、多彩な被写体や撮影シーンに対応が可能。

また、動く被写体にもスムーズにピント合わせができる高速AF制御、「STM（ステッピングモーター）」や「コントロールリング」の採用による高い静音性と滑らかな操作性の実現など、動画撮影時の使いやすさも追求している。

■主な特長

質量約450gのスリムでコンパクトなデザイン。
ズーミングによる鏡筒の全長変化がなく、ジンバル使用時もバランスが取りやすい。
パースペクティブを活かした表現ができる超広角17mmから、空間の自然な広がりを表現できる広角28mmまでの焦点距離範囲をカバー。
開放F値2.8ならではの浅い被写界深度がもたらす印象的なボケ表現。
開放F値が2.8と明るいため、暗いシーンでもISO感度を上げることなくより速いシャッタースピードで撮影可能。
最短撮影距離は、フルサイズ/FXフォーマットのNIKKOR Z 広角ズームレンズ中最短の0.19m。
レスポンスに優れたステッピングモーターの採用により、高速で静粛なAF性能を実現。
コントロールリングをクリックレスとし動画撮影時の操作音に配慮。
フォーカスブリージングを抑制し、自然な印象の映像の撮影が可能。
スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚を採用し、撮影距離を問わず、ズーム全域で絞り開放から安定して高い解像力を発揮。
フィルターアタッチメントサイズは、超広角レンズとしては比較的小さく汎用性の高いφ67mm。
同じフィルターアタッチメントサイズのNIKKOR Z 28-75mm f/2.8やNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRなどと併用する際にフィルターの共用が可能。