株式会社ニコンは、APS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)ミラーレスカメラ『ニコン Z 50』を2019年11月下旬に発売する。
ボディ本体の他、「Z 50 16-50 VR レンズキット(NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR付き)」、「Z 50 ダブルズームキット(NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR、NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR付き)」も同時に発売。価格はオープンで、市場想定価格がボディのみが12万円、「Z 50 16-50 VR レンズキット」が14万円、「Z 50 ダブルズームキット」が17万円。10月12日10時より予約を開始する。
『ニコン Z 50』は、ニコン初のDXフォーマットミラーレスカメラ。「ニコン Z 7」と「ニコン Z 6」のデザインや操作性、信頼性、システムとしての将来性などを継承し、高い描写力と多彩な表現力を小型・軽量かつ堅牢なボディーに凝縮。
有効画素数2088万画素、DXフォーマットカメラ初の像面位相差AF画素搭載のCMOSセンサーと画像処理エンジン 「EXPEED 6」の採用により、常用感度ISO100~51200の広い常用感度域でノイズの少ない高画質を実現。また、「ミドルレンジシャープ」や「Creative Picture Control」などの搭載により、「Z 7」 「Z 6」と同等の画づくりが可能。さらに、NIKKOR Z DXレンズおよびNIKKOR Z FXレンズ共通の「Z マウント」により、すべてのNIKKOR Z レンズが使用可能。
タッチ操作可能な3.2型約104万ドットのチルト式画像モニターは、スマートフォンと同様の感覚で使えるタッチキーを搭載。画像モニターの角度を変えられるため、静止画でも動画でもさまざまな角度での撮影が可能で、自分撮りも容易にできる。また、動画撮影はフルフレーム 4K UHDに対応。さらに、「SnapBridge」アプリで静止画・動画ともにスマートデバイスに転送でき、SNSでの共有も簡単に行える。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
主な特長
• 質量約135 g、長さ約32 mmの小型・軽量ボディー
• ボタンレス方式の沈胴機構の採用でズームリングの回転操作だけで素早く撮影が可能
• 焦点距離16-50mmの広く使いやすいズーム範囲
• ズーム全域で、細部まで克明に描写できる高い解像力
• 撮像面からの最短撮影距離が0.2 mと短く、近距離での撮影においても非常にシャープな描写力を発揮
• EDレンズ1枚、非球面レンズ4枚の採用で諸収差を補正し、色にじみや、広角側で発生しやすい周辺部の像がぼけてしまう像面歪曲を効果的に低減
• 4.5段の高い手ブレ補正効果を発揮する光学式VR機構を内蔵
• 動画撮影に適した、静粛かつ滑らかでチラつきにくい絞り制御
• 高速連続撮影時にも安定した露出制御が可能な電磁絞り機構
主な仕様
•マウント:ニコンZ マウント
•焦点距離:16mm-50mm
•最大口径比:1:3.5-6.3
•7群9枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ4枚)
•83°- 31°30′(撮像範囲DX)
•寸法:約70mm(最大径)×32mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時)
•質量:約135 g
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
主な特長
• 焦点距離50-250mmと幅広いズーム範囲をカバー
• 望遠ズームレンズでありながら被写体に近づいて撮影できる、広角端で0.5 m、望遠端で1 mと短い最短撮影距離
• 50-250mmの幅広い焦点距離全域で、絞り開放から安定して高い解像力
• EDレンズ1枚の採用で軸上色収差を良好に補正し、色にじみを効果的に低減
• 望遠撮影でも手ブレが気にならない、レンズ交換式カメラ用「NIKKOR」レンズ史上最高の5.0段の高い手ブレ補正効果を発揮する光学式VR機構を内蔵
• 動画撮影に適した、静粛かつ滑らかでチラつきにくい絞り制御
• 高速連続撮影時にも安定した露出制御が可能な電磁絞り機構
• 沈胴機構の採用で実現した、携行性に優れた小型ボディー
主な仕様
•マウント:ニコンZ マウント
•焦点距離:50mm-250mm
•最大口径比:1:4.5-6.3
•12群16枚(EDレンズ1枚)
•画角:31°30′- 6°30′(撮像範囲DX)
•寸法:約74mm(最大径)×110mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時)
•質量:約405 g
◉製品情報
https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z_50/
株式会社ニコン
https://www.nikon.co.jp/