パナソニック、高感度低ノイズで色再現性に優れた4KスタジオカメラAK-UC3300/UC3300Sを発売


パナソニック株式会社は、4Kスタジオカメラ『AK-UC3300(多治見コネクターモデル)』『AK-UC3300S(LEMOコネクターモデル)』を11月より発売する。価格はともに4,500,000円(税別)。

『AK-UC3300 / UC3300S』は、11.14メガピクセルの大判4Kイメージセンサーを搭載し、オーバーサンプリングにより水平垂直ともに解像度2000TV本を実現。被写体のディテールを高精細に再現する。また、F10(2000 lx)の高感度でS/N 62 dB以上を確保し、暗所でも低ノイズで高品位な映像撮影を可能にする。

出力フォーマットは、2160/59.94pの4K映像から、フルHD映像までを幅広くサポートする4K/HDマルチフォーマットに対応。さらに、2倍速のHDハイスピード撮影モードを選択でき、スポーツ中継などでのスローモーション撮影も可能。インターフェイスは、4K時代に求められる非圧縮12G-SDI出力、従来の3G-SDIケーブルを活用して4K映像を伝送可能な軽圧縮技術TICO over SDI(4K over 3G-SDI)出力、そして次世代のIP伝送規格であるSMPTE ST2110にも対応。既設設備との親和性も考慮しながら運用形態に合わせて選択することができるという。

 

 

 

主な特長

・B4マウントを採用
外付けアダプターなしで2/3型レンズを使用できます。大判センサー専用に設計した内蔵レンズで高画質を確保。この新撮像方式により入射光を最大限に活用。

・デジタルエクステンダー(×2倍)
デジタル信号処理回路で映像を2倍に拡大。低倍率のレンズを使用しても高倍率撮影が可能です。拡大しても充分な解像感があり、エクステンダーレンズのような光量ダウンを伴わない。

・光学フィルター内蔵
様々な撮影環境に対応可能なNDフィルターを内蔵。
NDフィルター:Through、1/4、1/16、1/64

・CAC(色収差補正)機能
レンズ自体で補正しきれないわずかな色収差などが原因となり発生するレジストレーションエラーをカメラ側で自動的に補正し、周辺画像の色にじみを最小限に抑えるCAC(Chromatic Aberration Compensation)機能を搭載。

・フォーカスアシスト機能
合焦レベルを示すフォーカス・バー、合焦部分を色で示すフォーカス・イン・レッド、中央部を拡大表示するMAG、画面全体の合焦状態を表示するスクエア等のアシスト機能で、正確かつ素早いピント合わせをサポート。オートフォーカス対応レンズ、フォーカスアシスト対応レンズにも対応。また、デジタルレンズの使用時にはリモートオペレーションパネル(ROP)からもレンズのフォーカスやズームを微調整できる。

・HDR(ハイダイナミックレンジ)
ハイライト部の白とび、シャドウ部の黒つぶれによって再現が難しかった映像を、明暗差・色調・陰影まで描写し、階調豊かに表現。広いダイナミックレンジを最適調整できる可変HDR を実現している。また、HDR/SDRが混在した制作環境でのサイマルシステムにも対応。SDR信号はHDRからのオフセットゲイン機能で白とびを抑制でき、HDR同様にハイライト部のニー調整も可能。

・広色域ITU-R BT.2020対応
自然界のほぼ全ての色を再現できるITU-R BT.2020に対応し、色再現性に優れた映像表現が可能です。

・フラッシュバンド補正機能
フラッシュが発光した時に発生するフラッシュバンド(同フレーム内に明るい所と暗い所が発生する現象)を、カメラ信号処理LSIの高精度フラッシュバンド検出と補正機能により解消。

・多彩なカラーコレクター機能
EBUおよびNTSCのプリセットカラーマトリクスに加えて、12軸色補正やリニアマトリクスで彩度・色相を個別に微調整することが可能。さらに、独立した肌色調整機能(SKIN CORRECTION)を搭載し、より繊細な色表現を行うことができる。

・スキントーンディテール補正
肌のシワやくすみを抑え、自然な質感で美しく撮影できる。補正可能な色相は360°で、肌色以外の色もそれぞれ個別に3系統の補正が可能。任意の色を選択し、ダイレクトに調整できる機能も搭載。

・ショックレスゲイン
ゲインを変更した際に映像の変化をなめらかに移行することができる。また、0.1 dBステップのマスターゲイン可変機能により、撮影シーンに合わせたきめ細かな調整が可能。

・光ファイバーで非圧縮長距離伝送
カメラとカメラコントロールユニット(CCU)間で、光ファイバーによる非圧縮長距離伝送が可能。CCUから電源供給した場合、約2km伝送することができる。また、カメラに外部電源を供給した場合は、汎用の光伝送装置を使用して最長10kmまでの延長が可能。CCUとリモートオペレーションパネル(ROP)間の制御は、専用シリアル線の他、LANケーブルを介した IP接続にも対応。

・映像、データ伝送(TRUNK)機能
映像やデータを、カメラとCCU間で光ケーブルのみで伝送ができるため、運用状況に合わせたシステムアップが可能。

HD-SDI(CCU→カメラ)2系統(FS内蔵)、VBS(CCU→カメラ)2系統:
プロンプター、Fixed Returnやカメラ側でのモニタリング(スタジオフロアモニター)等に利用できる。

HD-SDI(カメラ→CCU)1系統 (FS内蔵):
スタジオやフィールド等での手持ちカメラやリモートカメラの映像をCCU(システム)側に出力します。カメラ側の映像入力にFS(frame synchronizer)を内蔵しているため、非同期映像信号でも利用できる。

LAN(1000BaseT) 1系統:
外部機器のIP制御や、リモートカメラの制御・ストリーミング映像の伝送が可能。

DATA(RS422A or RS232C)2系統:
バーチャルシステムで、レンズ、ペデスタル等の位置データ転送に利用できる。

 

◉製品情報
https://panasonic.biz/cns/sav/products/ak-uc3300/index.html

パナソニック株式会社
https://www.panasonic.com/jp/home.html