株式会社フォトロンは、フルHD 解像度(1920 x1080 画素)で5,280fps、最高撮影速度200,000fps の高速撮影が可能な小型軽量のハイスピードカメラ『FASTCAM Mini W5』と、フルHD 解像度(1920 x1080 画素)で2,750fps、最高撮影速度150,000fps の高速撮影が可能な小型軽量のハイスピードカメラ『FASTCAM Mini W2』を12月15日より同時新発売する。価格は要問い合わせ。
『FASTCAM Mini Wシリーズ』の主な特長
フルHD解像度で5,280fpsの高速・高解像度撮影性能
『FASTCAM Mini W5』は、従来機種※1と比較しフルHD解像度で約2.5倍の5,280fpsの撮影性能を達成。さらに、5,000fps時の解像度では従来機種※2の約1.6倍となるフルHD解像度を実現。
※1:FASTCAM Mini WX100(フルHD解像度時、2,000fps)
※2:FASTCAM Mini UX100(5,000fps時、1280×1000画素)

遠隔操作ができるRFマウントレンズ対応
コントロールソフトウェア『Photron FASTCAM Viewer4(PFV4)』を使用し、PCからレンズの絞りとフォーカスの遠隔制御ができる。さらにRFマウントレンズにはアダプタを追加することで遠隔ズーム制御にも対応可能なレンズもある。カメラ設置位置への立ち入りが制限されている場合や、カメラと制御PCの位置が離れている場合に役立つ。

120.0×120.0×92.4 mm(WHD)、2.1kgの小型軽量密閉筐体
『FASTCAM Mini Wシリーズ』は、高性能ながら2.1Kgの小型軽量を実現しました。片手で持ち運びができる小型軽量ボディは作業が困難な箇所への設置も容易に行え、他設備との干渉リスクの軽減や固定治具作成コストの削減にも繋がる。さらに密閉構造で粉塵などによるカメラ内部への異物混入を防ぎ、故障リスクを低減する。

10GbE対応による高速データ転送と2系統の電源供給
高解像度の撮影データも10GbEでPCへ高速データ転送が可能。 また、マルチ電源を使用すると、思わぬアクシデントによる主要電源ケーブル断線時も、セカンダリー電源に自動的に切り替わり継続稼働できる。

さまざまな撮影・計測に役立つ多彩な機能を搭載
- ランダムリセットトリガーモード:ダブルパルスレーザーとの同期に使用し、PIV計測に役立つ。
- 可変周波数同期機能:エンジンのクランク角度信号など、周期が不定期な信号との同期撮影が可能。
- ファン停止機能:微小体の撮影時に役立つ。
主な仕様

◉製品情報
株式会社フォトロン
https://www.photron.co.jp/

