本体重量を抑えながらもシネマカメラを搭載できる積載重量に対応

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 Ronin-MXは最大積載重量4.5kgでRED DRAGONやARRI ALEXA MINIなどのシネマカメラを搭載することができる。最上位モデルのRoninでは積載重量は7.25kgまで。Ronin-Mは3.6kgまでとその中間に位置するモデル。価格は17万9千円。
 これだけの積載重量に対応しながらも、本体重量は2.77 kg(Roninは4.2kg、Ronin-Mは2.3kg)に抑えることで、同時に発表された同社のプロ向け空撮ドローンMatrice600への搭載にも対応している。

空撮ドローンMatrice600との連携にも対応

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▲Matrice 600にRonin-MXを搭載した状態
 Ronin-MXは、空撮ドローンMatrice 600装着時に、新開発のA3フライトコントローラーや同社の無線映像伝送システム・Lightbridge2とジンバルとも連携にも対応している。
 ジンバル自体にIMU(慣性計測装置)モジュールが内蔵されており、Matrice 600に搭載すると、Ronin-MXのCANBUSポートからM600のフライトコントローラーデータがRonin-MXに配信される。これによりジンバルの位置が認識され、空撮時の水平レベルの維持が可能になるという。
 Ronin-MXでは、4セルのRonin-Mバッテリーを使用でき、他のRoninシリーズ同様にP-TAP端子を備えることでカメラや周辺機器への電源供給にも対応する。

Ronin-MXの紹介動画


●製品情報
http://www.dji.com/jp/product/ronin-mx
●ニュースリリース
http://www.dji.com/jp/newsroom/news/m600