キヤノン、大口径望遠ズームレンズRF100-300mm F2.8 L IS USMを発売


キヤノンは、大口径望遠ズームレンズ『RF100-300mm F2.8 L IS USM』を発売する。4月24日より予約を開始しており、発売は5月下旬から。価格はオープンで、市場想定価格は1,504,800円(税込)。

同製品は、「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」におけるフラッグシップズームレンズで、開放絞り値F2.8の明るさと、幅広い焦点距離をカバー。

スポーツ・報道をはじめ、さまざまなジャンルにおいて、「RF70-200mm F2.8 L IS USM」(2019年11月発売)よりも望遠域の表現にこだわりたいユーザーや、「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」(2020年8月発売)よりも明るい開放絞り値を求めるユーザーなどの幅広いニーズに応える。

別売りの「エクステンダー RF2×」を装着することで、焦点距離600mmまで望遠域を拡大することが可能。

■おもな特長

100mmから300mmの焦点距離をカバーしながらF2.8の明るさと軽量化を実現した大口径望遠ズームレンズ

▲室内撮影でもF2.8の明るさを生かした自由度の高い撮影が可能

フルサイズCMOSセンサー対応の焦点距離300mmを含むF2.8ズームレンズとして世界最軽量となる質量約2,590gを実現し、優れた機動力を発揮。また、ズーム全域でF2.8の明るさを生かした撮影をすることができ、光量が不足しがちな室内スポーツなどで、より低感度・速いシャッタースピードで被写体の動きを鮮明に捉えることができる。また、美しいボケ味と望遠レンズの圧縮効果を生かした表現力豊かなポートレート撮影が可能。

単焦点Lレンズに迫る高画質をズーム全域で実現

▲単焦点Lレンズに迫る高画質を実現

「RFマウント」の特長である大口径・ショートバックフォーカスを生かし、1枚の「蛍石レンズ」と4枚の「UDレンズ」、1枚の「ガラスモールド非球面レンズ」を含む18群23枚の光学設計により、画質劣化の原因となる諸収差を低減することで、ズームレンズながら単焦点Lレンズに迫る高画質を実現。また、別売りのエクステンダー装着時においても高画質を実現し、幅広い領域で優れた描写性能を発揮。

▲レンズ構成

2つの「ナノUSM(超音波モーター)」による静止画撮影時の高速・高精度AFと動画撮影時のなめらかなAF

フォーカスレンズ群とフローティングレンズ群を、2つの「ナノUSM(超音波モーター)」で個別に駆動して最適に制御する、電子式フローティングフォーカス制御を採用。すべてのズーム域と撮影距離における優れた描写性能を実現するとともに、静止画撮影時における高速・高精度AFと、動画撮影時における被写体の動きに合わせてなめらかに追従するAFを実現している。

 

◉製品情報
https://cweb.canon.jp/eos/rf/lineup/rf100-300-f28l/

キヤノン株式会社
https://canon.jp/

 

vsw