ソニーは、APS-Cサイズの有効約2420万画素CMOSイメージセンサーExmorを搭載するレンズ交換式デジタル一眼カメラ『α6400』を2月22日に発売する。カラーはブラックとシルバーの2色。価格はオープン。市場推定価格は、ボディが11万円前後、パワーズームレンズキットが12万円前後、ダブルズームレンズキットが14万円前後、高倍率ズームレンズキットが15万円前後(すべて税別)。
ボディ内手ブレ補正は搭載しないことでコストを落とし、購入しやすい価格にすることを優先したという。
α6400は、425点の像面位相差AFセンサーをイメージセンサーの撮像面ほぼ全域に配置し、高精度なフォーカス合わせが可能。位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用したファストハイブリッドAFと、最新のBIONZ X、本機に最適化した動体予測アルゴリズムなどにより、世界最速0.02秒のAFを実現する。
検出精度・速度が大幅に向上したリアルタイム瞳AFは、人物撮影を強力にサポートする。ただし残念ながら動画撮影では機能しない。
加えて、AIによる物体認識を含む最新のアルゴリズムの採用により、空間情報と被写体の瞳位置情報を並行して高速に検出することで、動く被写体を高い精度で認識し追尾し続けるリアルタイムトラッキングに、静止画・動画ともに対応。(枠の左右が二重線になっているのがトラッキングしている状態)
動きのある被写体も高精度に追従し、AF/AE追従で最高約11コマ/秒の高速連写を実現する。また常用ISO感度を最高ISO32000まで引き上げ、ISO100~32000(静止画時拡張102400)の広い感度域をカバーする。
また、タイムラプス動画の生成を可能にする本体内インターバル撮影機能に加えて、動画対応の高性能AFや4K HDR動画記録、スロー&クイックモーションなど、撮影者の表現の幅を広げる充実の動画機能も保持している。さらに、タッチ操作に対応した180度チルト可動式液晶モニターをα6000シリーズとして初めて採用している。自分撮りやVlog(ビデオブログ)、グループでの静止画・動画を撮影する際にも、フォーカス位置の選択や移動がタッチ操作で行える。
新たにリリースされるモバイルアプリケーション「Imaging Edge Mobile(イメージングエッジモバイル)」を使用すると、4Kを含む高ビットレート動画をモバイル機器に転送することができ、また、インターバル撮影した画像(RAW画像またはJPEG画像)を使って「Imaging Edge」パソコン用ソフトウェア「Remote」「Viewer」「Edit」で時間の経過による変化を動画として伝えるタイムラプス動画を作成できる。
主な特長
1. フルサイズミラーレス一眼カメラの最先端技術を継承した、高速・高精度・高追従AF性能
2. 『α9』や『α7R III』と同じ最新世代の画像処理エンジンBIONZ Xにより、高画質性能を実現
3. 動画対応の高性能AFや4K HDR動画記録など、プロの映像制作に対応する多彩な動画機能
4. タッチパネルに対応した180度チルト可動式液晶モニターで、自由度の高い撮影をサポート
5. 直観的で撮影の自由度を高める操作性と高い信頼性を堅牢な小型軽量ボディに凝縮
型名 | カラー |
『α6400』 ボディ ILCE-6400(Eマウント) | ブラック/シルバー |
『α6400』 パワーズームレンズキット ILCE-6400L(Eマウント) (E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS) |
ブラック/シルバー |
『α6400』 ダブルズームレンズキット ILCE-6400Y (Eマウント) (E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS+E 55-210mm F4.5-6.3 OSS) |
ブラック/シルバー |
『α6400』 高倍率ズームレンズキット ILCE-6400M (Eマウント) (E 18-135mm F3.5-5.6 OSS) |
ブラック |
◉製品情報
https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201901/19-0116/
ソニー株式会社
https://www.sony.jp/