VR未来塾は、スペシャルセミナー「来たるべきVR×5Gの未来」を3月27日(水)に開催する。会場は、アーツ千代田3331。2020年の商用化に向け、標準化を目指す次世代の新通信システム「5G(第5世代移動通信)」。IoTやAi、ロボット、医療、自動車、4K、8K映像など、様々な可能性が取りざたされているこの技術だが、今回はVRにフォーカスをあて、HTC NIPPONの川木氏、NTTテクノクロスの仲西氏、中国・深圳から来日するKANDAO社のCEOであるChen氏を迎え、その可能性を考えていく。東京オリンピックを来年に控え、新時代のメディアと通信の最新事情に触れる勉強会となっている。

 

プログラム概要

■「5GとVRの組み合わせが切り開く新たな商機とビジネスモデルの展望」
川木 富美子氏(Director of Product & Engineering, HTC NIPPON Corp HTC NIPPON製品開発及びマーケティング責任者)
ソニー、日本HPなどを経て、2007年にHTC NIPPONに入社、Widows Mobile Phoneの開発責任者としてキャリアをスタート。3G端末、日本初のAndroid端末や日本初のLTE端末などを日本市場に送り出す。以降、日本で発売した機種のうち約22機種を担当。2017年からは開発以外にマーケティング、PR業務にも従事。

■「パノラマ超エンジンが実現する360°VR: 8K Liveと12K VOD」
仲西 正 氏(NTTテクノクロス株式会社 メディアイノベーション事業部)
1984年日本電信電話公社(現NTT)入社.。以来、映像構造情報抽出、映像コンテンツ流通に関する研究に従事。2017年より現職、360°VR関連技術開発と事業化に取り組んでいる。

■「5Gを活用した360度8KVR映像配信」
Chen Dan 氏
(KANDAO社 CEO)
中国・深圳のVirtual Reality CameraとSoftware SystemのリーダーであるKandao Technologyの共同創設者兼CEO。 電子製品の設計と画像処理技術における彼の技術的な専門知識により、CESの「ベスト・オブ・イノベーション」賞を受賞したプロフェッショナルおよび産業レベルの3D VRハードウェアおよびソフトウェアシステムである「Obsidian」から、新しいイメージング技術をユーザーにもたらす、コンシューマーVRカメラ「QooCam」まで、Kandaoの技術的進歩を導いてきた。学士号および修士号を取得した後、物理学者として、また20年以上にわたり熱心な写真家/ビデオグラファーであるDanは、光学、センサー設計、カラーサイエンス、コンピューター写真などのイメージング技術について、常に興味を持って研究している。 2016年にKandaoを設立する前、彼は8年間ハードウェアエレクトロニクス製品の設計を行ってきた。Kandaoの目的は、イメージングハードウェアと処理ソフトウェアをシームレスに統合して従来の2D境界を超えることであり、次世代向けたイメージング製品を開発すること。

モデレータ:染瀬直人(VR未来塾)

日時:2019年3月27日(水)
受付:18:45〜
機材展示紹介
セミナー:19:15〜20:30頃

まで
懇親会:20:40~21:30頃まで
参加費:無料(懇親会・軽食つき。必ず、チケット登録の手続きをお願いします。)
定員:100名
主催:VR未来塾
協賛:KANDAO
会場:3331 Arts Chiyoda 1階 コミュニティスペース
(東京都千代田区外神田6丁目11-14 http://www.3331.jp/access/ )

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