※このウェビナーは2021年10月5日に開催したものです。

 

本ウェビナーのテーマは「フォーリーサウンド」。フォーリーサウンドとは、足音やなにかを食べる音、ドアを開ける音など登場人物の身の回りの音を様々な道具を駆使して作り上げる手法です。ナレーションなどと同じように映像を流しながら、その場で音を作り収録していきます。こうした効果音が加わることで映像にグッと臨場感が増してきます。

この講座では、映画やアニメを主戦場に活躍するフォーリーアーティストの渡邊雅文さんを講師に迎え、フォーリーサウンドとはなにか? どうやって音を作り、録音・整音していくのか? 奥深いフォーリーサウンドの世界を紹介します。

 

●本編の動画

本映像は、202110月5日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

 

●チャプター

1.自己紹介・お仕事の紹介
2.フォーリーサウンドとはなにか?
3.映像業界でのフォーリーの活用事情
4.渡邊さんがフォーリーアーティストを目指したきっかけ
5.どのようにフォーリーサウンドを作っていくのか?
6.音を作る道具の紹介
7.録音の機材や収録方法
8.収録した音の加工?(ソフトでの処理など)Protools
9.PCMレコーダー&iZotope RX Elementsで手軽に作れるフォーリーサウンド
10.フォーリーの音は購入できる(audio stock等)
11.参加者の作品にフォーリーを当てるとこうなる

▲スタジオ内でフォーリーサウンドの収録中の様子。

▲足音を作るために様々なタイプの靴を用意。金網のフェンスや側溝の蓋などもフォーリーサウンドのための道具。

▲砂を敷いた地面の足音の収録風景。

 

 

●登壇者

渡邊雅文

四国の香川県で効果音専用スタジオを構え、アニメ・ドラマ・ゲームなどに効果音を提供。主にフォーリーという手法で「人の動き」「人が触れる物の音」「ざまざまな道具を使って それっぽい音」を声優のようにスタジオで映像を見ながら芝居をして音を吹きこむ。最近では、オンラインサロン「渡邊雅文フォーリー研究室」も開設し、フォーリーの啓蒙や教育活動にも積極的に取り組んでいる。

<代表作>

劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』『サイダーのように言葉が湧き上がる』

TVドラマ『MIU404』ほか

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