ブラックマジックデザインはDaVinci ResolveをMini Panelで操作できるデモ環境が人気
ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolveのデモがメイン。今回の展示会では、セミナーで鈴木佑介さんがカラーグレーディングの実例を紹介し、素材を提供していただいたこともあり、ブースでパネルを使って操作を確かめる人が多かった。わりと長時間にわたるデモが多かったため、個別取材ができていないのはご了承いただきたい。説明しているのは、鈴木佑介さんから「変態イケメン」と呼ばれている、ブラックマジックデザインの北山さん(左奥)。
マンフロットは新機構の三脚、Nitrotechを公開
実は正式な発表はまだなのだが、NABで公開されたNitrotechのデモ機が公開された。Nitroという名前がついているのは、カウンターバランスの機構に窒素封入ピストンを使っているから。数十年も変わっていない三脚のカウンターバランスの機構に新たに挑戦したマンフロットに拍手を送りたい。その特徴は、カウンターバランスの範囲が0〜8kgと幅広いこと。DSLRとシネマカメラの両方を一つの三脚ヘッドで兼用できるということは今まではあり得なかった。GH5にライカ12-60mmズーム、XLRアダプターにマイク、パワーグリップを装着した状態で載せてみた。カウンターバランスはきっちりとれる。
カウンターバランスのノブは左前に出ている。ノブは伸ばした状態でも引っ込めた状態でも回転させられる。写真は伸ばした状態。このノブを回転させると、中央のピストンが上下に動き、カウンターバランスの強さが変化する。もちろん無段階調整。設定しないときは引っ込めておいたほうがいい。
プレートの着脱はまったく新しい方法なので、慣れるまで時間がかかる。
ドラッグのロック部分(写真下)。その下の大きいダイヤルがパンのドラッグで、無段階調整。
外側のダイヤルがチルトのロック。逆時計回転でロックされる。その内側のダイヤルはチルトのドラッグ。
GH5のノーマル状態でもバランスがとれる。ヘッドも小型化されているので、DSLR用のビデオヘッドとしてもバランスが良く見える。
マンフロットブースには、三脚、一脚だけでなくカメラバッグも。すぐ前にパナソニック、キヤノン、ソニーといったカメラメーカーがあり、ユーザーはカメラを実際に入れて確かめることができた。
一番左が、新製品のManhattanムーバー50で、タウンユースを想定した軽量バッグ。その右が人気のバンブルビーシリーズの新製品、PL バンブルビー 230 バックパック。背面にはメッシュパネルを採用。ジッパー構造にも細かい工夫がある。