11月号特集連動ウェビナー「映像業界の労働環境を考える」を8月30日(火)〜9月2日(金)に集中開催!


10月20日発売のVIDEO SALON 11月号では「映像業界の労働環境を考える」をテーマに連動ウェビナーを展開していきます。

華々しい演出で観客を魅了する映像作品…しかし、その裏側には制作に従事するスタッフの涙ぐましい努力があります。労働時間、賃金、契約、ハラスメントなど、近年は映像業界の過酷な労働環境が取り沙汰されることが多いなか、作品の品質を担保しながらも労働環境を改善しようとする人々がいることも事実です。今回の特集では映画やドラマ、CM、MVなど各分野で労働環境の改善、明るい未来に向けた取り組みを紹介しながら、いまある問題点を再認識し、より良い労働環境を模索していきます。

 

ウェビナーのラインナップは以下になります。

 

VSW130 知らないと泣き寝入り!? 映像業界で自分たちを守る方法〜フリーランスや弱小制作会社必見! 講師:映演労連フリーユニオン委員長・梯 俊明

このウェビナーでは、個人(フリーランス)や小規模な制作会社が多い映像制作業界において、未払い問題やハラスメント問題、撮影現場での事故についてどう対応していったらいいのか、映画演劇動労組合連合会(映演労連)のなかの映演労連フリーユニオン(フリーランスでも加盟可能)で委員長を務める梯 俊明さんに、数々の事例を元に実態の紹介と知っておくとためになることをお話していいただきます。

 

VSW131 性的描写を伴うシーンで俳優たちを守る! インティマシー・コーディネーターの仕事と現場の変化 講師:西山ももこ

このウェビナーではインティマシー・コーディネーターとして活動する西山ももこさんを講師にお招きします。インティマシー・コーディネーターとは、映画やテレビの撮影現場でセックスシーンやヌードシーンなどのインティマシー・シーンを専門としたコーディネーター。制作側と俳優の間に立って“心地よい安全な現場づくり”を目指す職業です。日本の作品でも導入され始め、メディアで取り上げられる機会も多くなったことで、いままさに注目が集まっています。今回はより現場に沿った内容として、制作者や技術スタッフに向けて「インティマシー・コーディネーターの仕事とは?」を西山さんに語っていただきます。

 

VSW132 内製化で制作部の負担を大幅に軽減! 太陽企画・TYPEが実践する業務効率化のノウハウ 講師:冨永太郎

このウェビナーではCM制作会社の太陽企画が2015年に発足したプロダクションサポートチーム「TYPE」のチームリーダーである冨永太郎さんを講師にお招きします。広告映像においてクオリティを担保しながらも予算とスケジュールを管理し、制作に関わる様々な手配を行うプロダクションマネージャー。その業務は多岐にわたります。企画から納品まで一貫してプロジェクトに携わり、現場を取り仕切る重要な役割ですが、そんなプロダクションマネージャーの業務を軽減しつつ、チームメンバーであるベテラン社員がメンター的にサポートすることでスキルアップを図る役割も担っています。業界でも珍しいプロダクションマネージャーサポートの取り組みと活動のなかで見えてきたことについてお話いただきます。

 

VSW133 少数精鋭VFXチームが教える「作業効率化と演出力を高めるMV制作ワークフロー」 講師:涌井 嶺/MONA

このウェビナーでは、映像制作技術という側面から労働環境を捉えます。今年、VFX専門の映像制作チーム・VeAbleを立ち上げた涌井嶺さんを講師に迎え、労働問題を解決する手段として、VFXを活用について考えます。演出の幅をどのようにして広げるのか、作業はどう効率化できるのかなど、VeAbleが手掛けたMV「LADYBUG」(Noah Sato)を例に、ワークフローを解説していきます。

 

 

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