▲コントローラーを駆使して360度自由なカメラワークで制作可能
キヤノン株式会社、株式会社読売新聞東京本社、日本テレビ放送網株式会社は、野球観戦の新たな楽しみ方の創出を図ることを目的に、東京ドームにボリュメトリックビデオシステムを設置しまた。
2023年3月31日にシーズン開幕を迎える、読売ジャイアンツの今季東京ドームで開催される全試合を対象に、ボリュメトリックビデオシステムによる撮影を行い、リプレイ・ハイライト映像としてテレビ中継などに活用する。
ボリュメトリックビデオ技術は、選手や演者の動きを3次元データに変換することで、あらゆる方向から見た映像を鑑賞できるようにする技術。近年、スポーツやエンターテインメント分野を中心に活用の幅が広がっている。
今回、キヤノンが開発したボリュメトリックビデオシステムの導入により、バッティングや走塁、華麗な守備連携など、あらゆるシーンのリプレイ映像を、360度自由なカメラワークで制作することが可能となる。
まるでグラウンド内に入り込んだかのような選手目線の映像や、ファインプレーの瞬間に時間を止めて、上下左右自由に回り込むようなハイライト映像を作成するなど、通常のカメラでは撮影できない視点の映像を届けることで、より分かりやすく、より楽しい野球中継の実現を目指すとし、今季東京ドームで開催されるジャイアンツのホーム戦全試合の中継番組などで活用される。
キヤノン、読売新聞、日本テレビは、先進のテクノロジーでさらなる映像体験価値の向上を図り、野球観戦の新たな楽しみ方を追求していくとしている。
▲ボリュメトリックビデオ技術であらゆる位置・角度からのリプレイ映像を提供可能(*写真は2022年シーズンの試合で実施した撮影の様子)
キヤノン株式会社
https://canon.jp/