ブラックマジックデザインは、『Blackmagic StudioBridge 10G PWR』を発表した。発売日は6月で、価格は435,800円(税込)。

『Blackmagic StudioBridge 10G PWR』は、8系統の10GイーサネットSMPTE-2110接続を、最新の100G SMPTE-2022-7冗長システムにブリッジできる。8台までのカメラまたはコンバーターを、1台の100GイーサネットIPビデオシステムに統合できる。

10Gイーサネット製品が1本の接続を使用している場合、Blackmagic StudioBridge 10G PWRは、冗長構成の放送システム用に2つの100Gイーサネット接続にブリッジ可能。また、このコンバーターには4つの独立した内部電源があり、各10Gイーサネットポートで90WのPoE++電源を供給できる。

Blackmagic StudioBridge 10G PWRは、低コストのシングルリンク10GイーサネットSMPTE-2110接続を、ハイエンドの冗長構成の100Gイーサネットシステムにブリッジできるよう設計されている。8チャンネルの10Gイーサネットを変換および結合して、冗長構成の100Gイーサネット接続のペアにする。つまり、8つの独立した10GイーサネットUltra HDデバイスを接続可能だ。各10Gイーサネットポートは、90WのPoE++電源を供給するので、コンバーターやカメラなどの機器にイーサネット接続から直接給電できる。

BlackmagicのST 2110 IP製品は、SMPTE 2110に準拠している。この規格は、IP放送ネットワークを介する10-bitビデオ、オーディオ、補助データの伝送、同期、記述を規定するものだ。また、SDI入力を共通のPTPクロックに再同期できる。あるいは、PTPクロックから生成されたリファレンス出力に外部機器をロックすることも可能。

100Gイーサネットを搭載したすべてのBlackmagic SMPTE-2110製品と一部の10Gイーサネットモデルは、2つの独立したイーサネットポートによる冗長構成になっている。SMPTE-2110の冗長性は、2つの同一のビデオとオーディオの信号を2つの独立したネットワーク接続を通じて送信することで実現される。

予備のイーサネットポートを別のイーサネットスイッチに接続すると、冗長性がさらに向上する。この冗長性は、SMPTE 2022-7(Seamless Protection Switching)と呼ばれる。2つの接続のRTPパケットをシーケンス番号で比較し、先に受信したパケットのピクセルを用いて完全なビデオフレームを再構築する。この切り替えは、リアルタイムで完璧にシームレスに行われ、コマ落ちやオーディオグリッチは発生しない。

Blackmagic StudioBridge 10G PWRの機能

  • 8系統の10Gイーサネット接続を冗長構成の100Gイーサネットシステムにブリッジ。
  • 冗長構成の100GイーサネットはSMPTE-2022-7に完全準拠。
  • 各10Gイーサネットポートが90WのPoE++電源に対応。
  • 専用のNMOS接続でIPソースのルーティングが可能。
  • 2Uラックマウントデザインで前面から後方への冷却システムを採用。
  • フロントパネルのLCDでビデオ入出力のモニタリングが可能。
  • フロントパネルのスピーカーとヘッドフォンでオーディオのモニタリングが可能。
  • 冗長構成のデュアルAC電源で放送の信頼性を確保。
  • 13ヶ国語のインターフェースで世界中で使用可能。


ブラックマジックデザイン
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