あれは確か一昨年の夏だったと思う。
海外のPCサイトをだらだらと眺めているとき、ふと目に入った黒いノートパソコン。
そう、それがRazer Blade Proとの出会いであった。
まず衝撃的だったのはキーボードの配置。通常のノーパソはキーボードが上か下かどちらかに配列されている機種がほとんどだが、Blade Proは真ん中に鎮座している。しかもぴかぴか光ってる。
「か、カッコいい・・」常に形から入ってしまう性格は昔から変わっていない。
スペック的にはCPUにCore i7-7820HK、メモリにPC4-21300 DDR4 SDRAM 16GB×2
PCI Express接続型SSD1T、G-SYNC対応の4KディスプレイはIPSでAdobeRGB100%対応。しかもタッチパネルだ。そして肝心のグラフィックは当時最速のGeForce GTX 1080。
はっきり言って最強。しかも他社のハイスペックゲームPCと比較して筐体がUNIボディでかなり薄型。よくこの薄さでGTX 1080を搭載できたもんだと感心する一方、その価格は5000ドルに限りなく近い値付け。うーむ。悩む。でも日本じゃ売ってない。
日本でのRazer製品はTUKUMOが取り扱っており、秋葉原にショップを展開している程の人気なのだが何故か当時はBlade Proは日本未発売、発売すら未定なのであった。
こりゃ入手するには海外から直で買うしかないか。。。
悩んだ結果、意を決して購入を決定。震える手でPaypalのパスワードを入力したのであった。(アカウント持っててよかった。。)
そして待つこと2週間、アメリカから俺のBlade Proが無事到着。
以後、撮影現場で大活躍することになる。
映像業界ではまだまだapple信者率が多く、FCPからPremiereに移行したクリエイターもいまだMacをだらだらと使い続けているのを目にする。実際のところ、CUDAが必須な動画系アプリを使用する場合、ProResの壁さえ超えられれば速度的にWindowsの方が有利な場合が多い。っていうかWindowsで困ったためしがないのである。Mac&Premiere環境で作業している人にはDNxHRで渡すだけなのである。
ということでi1できっちりキャリブされた我がBlade Pro with DaVinci Resolveは撮影現場で、または出先でのグレーディングで大活躍なのであった。
そして自分が購入してから半年後、やっと日本でもBlade Proが発売になった。
GTX1080が搭載されているノートPCは山ほどあるが、いまだ筐体は分厚く、しかも変な宇宙人が書いてあったり、ドラゴンが描かれていたり、中二病もはなはだしいデザインの物がほとんどである。あんなの買ったらダメ、絶対。かっこ悪いよ。
買うならRazer Blade Pro一択だぜ。
あ、Macの皆さんは外付けHDDはexFATでフォーマットしてね♡
あと最近フリーになりました。お仕事大募集中です。4649ね。
▲もちろん撮影データのバックアップにも Razer Blade Proを使用している。USB3.
Razer Blade Proの情報はこちらから
https://www2.razer.com/jp-jp/gaming-systems/razer-blade-pro
DaVinci Resovle の情報はこちらから(NAB2018でバージョン15が発表された)
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/