噂と期待がありながらも、なかなか登場せず、ついに今年のNABで発表されたBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K(以下ポケシネ4K)。今、こんなにドキドキするカメラはないのではないでしょうか?
発売は9月なので、まだデモ映像もでていないですし、収録できる実機もないので、打ち合わせ方々、電源が入るデモ機を見せてもらいました。
わたし自身、ポケシネ持っていて、もうほとんど使わなくなっていますが、ポケシネ4Kはネーミングはポケシネですがその後継という感じではしなくて、別種のカメラという感じ。マウントはMFTでポケシネと同じですが、なんといってもサイズ感が別物だからです。写真で見るよりも大きいという印象でした。
まず5インチの液晶パネルありきで設計されたのがよくわかります。
そしてメニューをはじめ操作体系がURSA Mini以降のカメラOSになっているので、断然使いやすくなっています。カメラの上にISO、シャッター、WB、ファンクションに3つの機能を割り当てられ、それを押して、前方のダイヤルで設定を変更できます。
WBボタンを押してダイヤルで調整。
S(シャッター)ボタン押して、開角度を変更。
タッチパネルになっていて、5インチの液晶とこのメニュー設定は本当にわかりやすいです。これ以上パネルが小さくなると、このスタイルのメニューだと文字が読みにくくなるので、5インチのサイズにはこだわったんでしょうね。ピーキングもかなり細かくつけられる感じでした。
シグマのシネレンズつけてもグリップが深いので、ギリギリ片手でもてそう。
メディアはCFastとSD。メーカーがどのカードを保証するかわかりませんが、CFastの価格が気がかりです。
前面とマウント部。RECボタンが2つありますが、今、親指があたっているところは自撮り用だそうです。たしか通常のRECボタン位置だと取り落としそうで、ものすごく押しにくいということがわかりました。
9月発売までまだまだ時間がありますから、それまで何をやっていこうか、作戦を考え中です。