キヤノンは、以前12月下旬発売としていた、映像制作機器CINEMA EOS SYSTEMの新製品『EOS C500 Mark II』および関連アクセサリーとSumire Primeシリーズ『CN-E135mm T2.2 FP X』を12月24日(火)より発売することを発表した。価格はオープンで、市場想定売価は『EOS C500 Mark II』が176万円前後、『CN-E135mm T2.2 FP X』が75万円前後。
EOS C500 Mark II
『EOS C500 Mark II』は、5.9Kフルサイズセンサーと新開発の映像処理プラットフォームを搭載したデジタルシネマカメラ。ユーザーが撮影現場に応じて自由にカスタマイズできるモジュールデザインを採用しているため、拡張性に優れており、高品位な映像が求められる映画やドラマから、機動力が重視されるニュースやドキュメンタリーまで、幅広い映像コンテンツの制作に対応する。
関連アクセサリー
■PLマウントキット PM-V1
EOS C500 Mark II専用
ボルトの取り外しでレンズマウントを容易にPLマウントに交換できるマウントキット。さらに同梱のシムを追加することでフランジバックの調整が可能。価格は、200,000円 (税別)。
■EFシネマロックマウントキット CM-V1
EOS C500 Mark II専用
ボルトの取り外しでレンズマウントを容易にEFシネロックマウントに交換できるマウントキット。さらに同梱のシムを追加することでフランジバックの調整が可能。価格は、285,000円(税別)。
■有機EL電子ビューファインダー EVF-V50
EOS C500 Mark IIの拡張ユニット端子に装着するビューファインダーユニット。視認性に優れた0.46型約117万ドットの有機ELを採用。アイセンサーによって自動的に点灯/消灯する。本機の電源は、カメラから供給される。ドキュメンタリー撮影や屋外での取材などのワンマンスタイルの撮影に最適。価格は、86,000円(税別)。
■拡張ユニット1 EU-V1
EOS C500 Mark IIに同期用端子、リモートコントローラー接続用端子(丸形8ピン)、ネットワーク(Ethernet)端子を拡張する専用ユニット。本気の電源はカメラから供給される。マルチカメラ撮影やジンバル、クレーン、ドローンなどの特機撮影に適している。価格は、62,000円 (税別)。
■拡張ユニット2 EU-V2
EOS C500 Mark IIにジョイスティックなどの操作機能、同期用端子、リモートコントローラー接続用端子(丸形8ピン)、ネットワーク(Ethernet)端子、オーディオ系機能(端子と入力切り換えスイッチ)*2、レンズ通信端子、外部出力電源端子を拡張する専用ユニット。価格は、200,000円(税別)。
■LCDモニター LM-V2 (本体付属品)
タッチパネルに対応した約277万ドット4.3インチ液晶パネル。LCDアタッチメントユニット LA-V2に取り付けることでフレキシブルにパネルを回転させて撮影可能。カメラ本体と接続するには別途ユニットケーブルUN-5/UN-10が必要。本機の電源は、カメラから供給される。価格は、92,000円(税別)。
■LCDアタッチメントユニット LA-V2 (本体付属品)
LCDモニター LM-V2用3軸ヒンジのLCDアタッチメントユニット。価格は、30,000円(税別)。
CN-E135mm T2.2 FP X
『CN-E135mm T2.2 FP X』は、被写体を印象付ける柔らかな映像描写を実現する「Sumire Prime Lens」シリーズのラインナップのひとつで、スーパー35mm相当、35mmフルサイズのセンサーサイズに対応するPLマウントを採用した単焦点レンズ。11枚絞り羽根の採用により背景になめらかに溶け込むようなボケ感をもたらし、印象深いシーンを情緒豊かに表現するという。焦点距離135mmとしては小型軽量で、機動的な撮影が可能。また、操作性にも配慮。フォーカスの回転角(操作角度)は約300°と大きく、微妙なピント合わせが容易。
◉製品情報
EOS C500 Mark II
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CN-E135mm T2.2 FP X
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キヤノン株式会社
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