今の季節、花が咲いているところにいくと、おもに高齢者のかたを中心に、デジタル一眼で花の撮影をしている人がたくさんいらっしゃいます。私はビデオの雑誌をやっているので、その中でビデオカメラを回している人がどれくらいいるかな~と観察して回るのですが、残念ながらほとんどいません。
もしくはデジタル一眼でムービーを撮っているらしき人というのも見かけません。
これが祭りのようなテーマであれば、ビデオの人も多いのでしょうが、やはり花を動画で撮ろうという発想はあまりないみたいです。


が、ふと出会ったこのサイトは、花をテーマにうまく映像作品にしています。
MEISHO.jpg
素材はスチルとムービー。
その案配もよくて、最後まで見てしまいます。
こういうのを見ていると、止まっているような花でも、風のゆらぎもあるし、時間軸で表現できるところもあり、花の映像作品というのもアリなのではないかと思います。
そこで、この花の名所案内というサイトに問い合わせて、お話を聞きにいったのが、去年の12月のことでした。
お会いしたのが、6月号で紹介している庄子さん。
(取材は別の編集部員が行って、レポートしています)
ここでお会いしてわかったのですが、何と庄子さんは、30年前!に弊社が出していたフォトテクニックという写真誌の創刊当時、ライター&カメラマンとして仕事をされていたのでした。
しばらくその話。
そのときの担当だった弊社の編集者は、役員を経て、今は相談役になっています。
ということを伝えたら、
「え、あの人、そんなに偉くなったんだ~」
「彼は一升瓶持って、仕事してたんだよ~」
え、そうなんですか・・・。
「いつ行ってもいて、ずーと編集部に寝泊まりしていて
めちゃくちゃな感じだったね」
今はそんなことはありません・・・。
あと、編集部にも一升瓶はおろかビールの缶も転がってはいません!
時代は変わりましたね。
庄子さんは30年ぶりに弊社と仕事をされたわけですが、
隔世の感があります。
ぜひ本誌のレポートをお読みください。
(そういう昔話は書いてありません)