9月号(8月19日発売)特集は「ライブ配信 成功マニュアル」です。


text◉一柳

VIDEO SALON 9月号(8月19日発売)は「ライブ配信成功マニュアル」です。

コロナ禍が続く現在、ライブ配信はもはや当たり前になり、専門業者だけではなく、多くの人が手掛けるようになりました。そこで起きてくるのが数々の失敗です。この特集では、ライブ配信を担当しなくてはならなくなったあらゆる人に向けて、ノウハウと情報をわかりやすく整理してお伝えしていきます。またコロナ禍以降に予想されるオンラインとリアルを両方活用するハイブリッドイベント時代への準備の事例も紹介します。

今回のキーワードはディレクション、リモート出演、NDI、PTZカメラ、マイク選び、ライブコマース。

これまでのライブ配信特集になかった切り口が「ディレクション」です。その重要性は、オンラインセミナーをこの1年続けてきた編集部にとって、身に沁みています。

ライブ配信イベントを失敗しないためには何よりも先にディレクション! そこで数々のライブ配信を実践し、「ライブ配信ディレクション」の重要性を訴え続けているウェブディレクターの田口真行さんにウェビナー講師を依頼しました。そのウェビナーを元に入門講座1を構成しています。

入門講座2としては、配信ツールを取り上げました。配信ツールとは「配信エンコーダ」と「配信プラットフォーム」のことを指します。この選択がライブ配信の成否を分けるといっても過言ではありません。

まず配信エンコーダは、最近普及してきているソフトウェアのエンコーダについてご紹介します。配信プラットフォームとは、YouTube LiveやFacebook Live、Vimeo Liveなどのこと。ここでは、ビジネスの場面で使われることが多い4つのプロットフォームの特徴について、どんなポイントを押さえて選ぶべきかということを解説していきます。

オンラインのセミナーで一番難しいのが、会場とリモートの参加者をどう捌くかということではないでしょうか? ここで多くの人がトラブルを経験していると思います。

この号では、Zoomウェビナーから画質音質などもう1歩向上させたいと思っているユーザーに向けてStreamYardという配信ツールの使い方をご紹介していきます。

ハードウェア、システムにおいて今注目されているのがPTZカメラとNDI。ここでは日本でもっともPTZカメラを運用しているのではないかと巷で噂されている泉悠斗さん(神成株式会社)に、PTZカメラ&NDI入力を解説していただきました。まずは今話題になっているNDIとは何かについてご説明した後、NDI対応のPTZカメラを横並びで使ってみたインプレッションをお届けします。PTZカメラを比較しているのは本邦初かもしれません。

機材関係では、「オーディオミキサーの基本とマイク選びの新発想」を三島元樹さんの解説で、お届けします。マイク選びでは、これまで映像制作に関わる人にとってはあまり馴染みのないブロードキャストタイプのダイナミックマイクと、ペンシル型のコンデンサーマイクをピックアップしました。

 

話題は一転して、ライブコマース入門。ライブ配信とECサイトを組み合わせたオンラインでの販売形態のことです。中国、台湾では大成功しているというライブコマースは、果たして日本ではうまくいくのか。これまで何回かライブコマース番組を実践してきた森下千津子さんに、成功のポイントを語っていただきました。

そして最後がライブ配信の最新の現場事例です。コロナ禍になって、1年以上がたち、特にセミナーなどのオンライン配信はどうなっているのか、そしてコロナ明けを見据えて、どう考えているのか? 現場の機材選びやノウハウを見せていただくと同時に、今後の準備についてもうかがってみました。

 

VIDEO SALON 2021年9月号は発売中です。