【Inter BEE 2019】ITGマーケティングはSamsung SSDワールドの展示


気が付いてみるとSSDはこの1、2年で映像制作にとってなくてはならない記録媒体になっている。SSDが映像制作のなかでどう使われているかをワークフローで示した図がこれ。

これまではどちらかというデータバックアップや編集用途がメインだったが、昨今は4K RAWを外部メディアで記録するカメラが増えてきたため、そちらの用途として急速にSSDが活用されている。

M.2規格の860 EVOを専用のメディアアダプターに入れて、カメラにスロットインするタイプがJVCのGY-HC500とHC550で。この2台は昨年のInter BEEで登場しているが、発売時期が遅れ、ようやくHC500が12月、HC550が1月に発売される予定。

最初にカメラ記録用に使われ始めたのは、ATOMOS SHOGUNシリーズ用のマスターキャディーに入れるための2.5インチSATAのSSDだった。現在の5インチモデルではスロットがAtom X SSD Miniという全長が短いものになっているが、従来の2.5インチSSDのカートリッジももちろん使用できる。その場合、下の写真のようにレコーダーからはみ出してしまうが、SmallRigのケージでは、簡単に抜けてしまわないように従来のSSDカートリッジを押さえるためのパーツが用意されている。

ポケシネの普及で定番になったのがT5で、各社のリグではT5専用のホルダーが用意されている。写真下(右)はTILTAのポケシネ用のケージで液晶フードの上にスマートにとりつけられるようになっている。左はスマホホルダーを利用して固定した例。

Z CAM E2の専用ケージもTILTAから出されており、そのケージにはこのようにT5を装着することができる。

 

SIGMA fpはまだ専用ケージが発売されていないが、純正付属のアダプターのシューを利用して8SINNのT5ホルダーを装着するとこのようにできる。

ブース奥は編集コーナーがあり、TSUKUMOの4K/60p編集パソコンは、eX.computer Inter BEEカスタマイズモデルとして、SamsungのSSD 970 EVO Plus x  4をハイポイントのNVMe SSD専用RAIDカードでストレージとして使用。キーボードにはDaVinci Resolve Editor Keyboard、インターフェイスにはUltraStudio 4K Mini、液晶ディスプレイはASUSのProArt PA34VC。ゲームPCの環境ではこういったワイドディスプレイは普通になっているが、映像編集で利用している人はそれほど多くないとあって、このモニターに興味を示す人が多いそうだ。CPUの違いで2種類あり、コストパフォーマンスを優先したAMDのRyzen 9 3900Xを使用したものと、インテルのCore i9-9980XE を使用したハイエンドもの。このあたりの検証は、TSUKUMOさんの協力のもと、ビデオサロン12月号(11月20日発売、Inter BEE会場では15日午後発売)でレポートしているので参照してほしい。

もう一つはビジュアルテクノロジーの8Kワークステーションモデル。こちらに関しては先にここでレポートしているので是非お読みいただきたい。