ソニーは、フルサイズミラーレス一眼カメラα7Rシリーズの第6世代として「α7R VI」を2026年6月5日発売する。

「α7R VI」は、αシリーズ最高画素数の有効約6680万画素フルサイズ積層型Exmor RS(エクスモア・アールエス)CMOSイメージセンサーと、AIプロセッシングユニットの性能を画像処理エンジン内に統合したBIONZ XR2(ビオンズ・エックスアール・ツー)を搭載。これらにより、読み出し速度が従来比約5.6倍に高速化し、ブラックアウトフリーでのAF/AE追随の最高約30コマ/秒の連続撮影を実現する。また、「リアルタイム認識AF+」や低ノイズかつ最大約16ストップの広いダイナミックレンジでの撮影が可能。風景に加え、動きのある人物や野生動物などの被写体を精細に表現したいクリエイターのニーズに応える。

あわせて、XLRアダプター「XLR-A4」が発売される。本商品は、ドラマやドキュメンタリーなど音声品質を重視するコンテンツを制作する際に、ショットガンマイクロホン「ECM-778」などをXLR端子で接続し、ソニー製カメラで使用できるアダプター。「XLR-A4」と対応するカメラを組み合わせることで、最大96kHz 32bit float 4chの高音質収録をカメラ本体内で実現する。

「α7R VI」の価格は、オープンで、市場推定価格740,000円(税込)前後。

XLRアダプター「XLR-A4」は、メーカー希望小売価格99,550円(税込)。

「α7R VI」および「XLR-A4」の予約販売の受付は、5月19日(火)10時より開始予定。



概要

商品名型名発売日価格
レンズ交換式デジタル一眼カメラ『α7R VI』 ILCE-7RM66月5日オープン価格
XLRアダプター『XLR-A4』メーカー希望小売価格
99,550円(税込)




「α7R VI」

新開発の積層型CMOSイメージセンサー

有効約6680万画素フルサイズ積層型Exmor RS CMOSイメージセンサーを搭載。αシリーズ最高の解像性能と最大約16ストップのダイナミックレンジ、中感度域の低ノイズ化を実現しています。最大中央8.5段、周辺7.0段の高精度な光学式5軸手ブレ補正を備え、高解像イメージセンサーの性能を引き出した撮影をサポート。また、オートホワイトバランス(AWB)での撮影では、可視光とIR(赤外線)センサーからの情報、ディープラーニング技術を活用した光源推定によって高精度にシーンの判別を行う。日陰や室内シーンなどにおいて、従来より安定した自然なホワイトバランスを実現。



高速、高精度に捉える連写性能

AIプロセッシングユニットの性能を画像処理エンジン内に統合したBIONZ XR2と、CMOSイメージセンサーの従来比約5.6倍に高速化した読み出し速度によって、最大約60回毎秒AF/AE演算のブラックアウトフリーでの最高約30コマ/秒の連続撮影と高解像の撮影を両立。「リアルタイム認識AF+」により、骨格情報を使用した人物の検出能力や追随性がさらに向上し、人物同士が交錯するような場面でも狙った被写体を捉え続ける。



操作性・信頼性

・電源システムを刷新し、新開発の高容量リチャージャブルバッテリーパック「NP-SA100」(2670mAh)に対応。LCDモニター使用時最大約710枚、ビューファインダー使用時約600枚(CIPA規格準拠)の静止画撮影が可能。

・ビューファインダーには、新開発の約944万ドットの高精細OLEDを搭載し、DCI-P3相当の色域、10bitでHDR表示に対応。広い色域によって被写体の色を正しく確認でき、またHDR表示によって明暗差のある風景や被写体の撮影、再生においてディテールを正確に確認できる。輝度は従来比最高約3倍で、明るい環境下でも高い視認性での撮影が可能。

・αシリーズで初めてイルミネーション付きの背面ボタンを搭載。手元が暗い環境下でもスムーズな操作が可能。

・ボディにはマグネシウム合金を使用し、堅牢性と軽量化を両立。

・4軸マルチアングル液晶モニターを搭載し、自由度の高い撮影を実現。

・モードダイヤルを[⚹]に設定することで、メニュー画面やカスタムボタンから撮影モードの選択や「メモリーリコール機能」を使用可能。

・C2PA規格を含む、ソニーが提供する真正性カメラソリューションに対応。静止画・動画がAI生成ではなくカメラで撮影したものであることを検証可能。



音声収録

・新開発のイメージセンサーと、画像処理エンジンの高速化により、8.2Kオーバーサンプリングの8K 30p記録が可能。加えて、4K 60pおよび120p記録がクロップなしのフルサイズで撮影可能。

・αシリーズ初の「デュアルゲイン撮影機能」が使用可能。イメージセンサーの性能を最大限に活用することで、シャドウのディテールを損なうことなくノイズを低減し、滑らかな階調で広いラチチュードの動画を記録する。

・新開発の手ブレ補正ユニットにより、ロール方向の補正範囲が最大で約2倍に広がり、回転ブレを効果的に抑える。光学式の手ブレ補正やアクティブモードに加えダイナミックアクティブモードを搭載し、手持ちでも安定した映像が撮影可能。

・XLRアダプター『XLR-A4』と組み合わせてマイクを接続することで、カメラ本体内での32bit float音声記録に対応。32bit floatの高い編集耐性により、現場での細かなゲイン調整が不要で音割れが発生する可能性を大幅に低減。



レンズ交換式デジタル一眼カメラ『α7R VI』(『FE 28-70mm F2 GM』装着)




XLRアダプター「XLR-A4」

・最大4chで、高品質なデジタル音声収録をカメラ本体内で可能にするXLRアダプター。『ECM-778』などのXLR端子を使用するマイク(最大2ch)と、3.5mmステレオミニジャックを使用するマイク(2chステレオ)を、マルチインターフェース(MI)シューを介してカメラに接続することが可能。

・デュアルADコンバータを搭載し、マイクから入力された音声信号を微小な音から大きな音まで精細かつ広いダイナミックレンジでデジタル変換。

・対応するカメラに接続することで、最大96kHz 32bit float 4chの高いサンプリングレートのデジタル音声データをカメラへ伝送、記録。ハイエンドXLRマイクなどの高い音質を最大限活かした音声を、映像内に記録できる。また、32bit floatの高い編集耐性により、現場での細かなゲイン調整が不要で音割れが発生する可能性を大幅に低減。

・現行機種の『XLR-K3M』と比較して低背化を実現するとともに筐体構造を強化し、さまざまな現場での安定した撮影をサポート。

・同梱のシューオーディオ延長ケーブルを使用することで、『XLR-A4』を最大約60cmカメラから離して使用することが可能。カメラ側のコネクターは装着時側面からケーブルが伸びることで、リグなどのアクセサリーを使用している場合も干渉を最小限に抑える。

・USB Audio Class 2.0に対応し、USB Type-CケーブルでPCと接続することで最大96kHz 24bitの2 chオーディオインターフェースとして活用することが可能。編集でナレーションなどの音声を追加で録音する際に、撮影時に使用した同じマイクとXLRアダプターを用いることができ、撮影素材と音色を合わせた編集素材を収録することができる。


XLRアダプター『XLR-A4』



『α7R VI』に装着し、『ECM-778』を接続した『XLR-A4』



シューオーディオ延長ケーブル




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