4月のNABに登場して話題になった4/3型という大型センサーを採用したレンズ一体型ビデオカメラ、AG-DVX200が正式発表された。
気になる価格は56万円で、発売は10月予定。
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AG-DVX200 は、世界初の 4/3 型大判センサーを搭載したレンズ一体型4K/60pカメラレコーダー。
4/3 型の大判センサーにより被写界深度の浅い美しいボケ味のある映像が得らると同時に、ハンドヘルドビデオカメラとしての操作性を合わせて実現した。また新VARICAMシリーズから継承されたV-Log L (12 ストップ) を搭載しており、豊かなラチチュードを備えている。
4K エンジンは高速処理が可能で、4K (4096 × 2160) /24p、4K (UHD:3840 × 2160)/60p、FHD(1920 × 1080)/60p の高画質収録が可能。また、最大120fps(FHD時) のVFR (バリアブルフレームレート) 収録にも対応している。
完全一体型のレンズは新開発LEICA DICOMAR 4K 13 倍ズーム。開放F2.8 の明るさと、広角28 mm (FHD 時、35 mm 換算値) からの画角が業務用途をカバーする。
(4K/24p、30pと4K/60p時はHDと画角が狭くなる)
5 軸ハイブリッド手ブレ補正、インテリジェントAFなど高速・高精度フルオート機能と、プロの手になじむマニュアル機能とあいまって、レンズ一体型ならではの機動力を発揮する。
記録は4K/FHD マルチコーデック(MP4/MOV、AVCHD)をSD メモリーカードに収録。ダブルカードスロットを備え、メイン&サブの2つのフォーマットで同時記録が可能なデュアルコーデック記録のほか、サイマル記録/バックグラウンド記録/リレー記録の機能により、収録の信頼性を高めている。(4K/60p時は同時記録などはできない)
デザインも一新し、バッテリーや端子部をハッチ型カバー内に格納、埃や衝撃から保護している。またクリムゾン・レッドのカラーリングと表面のスタイリッシュなカーボン調のテクスチャーは、新世代カメラにふさわしい。
ビデオサロン9月号(8月20日発売)では、メーカー開発インタビューも含め、DVX200のハードウェアの側面を掘り下げる予定。
また、10月号(9月20日発売」では、試作機を利用して、いくつかの撮影現場に投入したレポートをお届けする予定である。
DVX200の特徴、機能面については、ウェブサイトで
イントロダクションムービーが順次公開されていく。
http://panasonic.biz/sav/dvx4k/