ブラックマジックデザインは、映画「ザ・ファイター」のグレーディングに同社のDaVinci Resolveが使用されたことを発表した。「ザ・ファイター」は実話を元に、伝説の名ボクサーミッキー・ウォードと、その異父兄であるディッキー・エクランドとの絆を描いた作品。ゴールデン・グローブ賞2冠を獲得し、アカデミー賞7部門にノミネートされている。日本では3月26日(土)より丸の内ピカデリーほか全国順次ロードショー。


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 「ザ・ファイター」のカラリストを務めたトニー・ダスティン氏は、映画にリッチでリアリスティックなルックを与えるためDaVinci Resolveを選択したと言う。
 「ラッセル(監督)は『ザ・ファイター』をオリジナルストーリーと同じくらいリアルでパワフルなものにしたいと考えていました。そのため、全てのショットを、プロセスされた感じではなく、より自然な人間らしいルックにしなければならなかったのです…この作品のグレーディングは、繊細なものにする必要がありました。Resolveの魅力はパワフルにも繊細にも、自分の好きなようにできるところです。Resolveはフィルムメーカーのビジョンに生命を吹き込む、手術道具として使っています」とダスティン氏は語っている。
DaVinci Resolve
http://www.blackmagic-design.com/jp/davinci/resolve/
ブラック・マジック・デザイン
http://www.blackmagic-design.com/jp/
映画「ザ・ファイター」公式サイト
http://thefighter.gaga.ne.jp/