NOW Church、URSA BroadcastとATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kを導入


Blackmagic Designの発表によると、フロリダ州オカラを拠点とする多文化なキリスト教の教会・NOW Churchが、プロ仕様の放送カメラURSA Broadcast、ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kライブプロダクションスイッチャー、ATEM 1 M/E Advanced Panelハードウェアコントロールパネルを導入した。

地元および世界各地の信徒に対し、毎週日曜日に行われる説教とイベントの放送と世界125ヶ国以上に視聴者を有するOnline Campusで放送品質のビデオをオンライン配信している同教会。これらの製品は、世界各地から視聴されるNOW Churchのエネルギーに満ちた礼拝やコンサートの制作に加え、インタビュー、ビデオ告知、音楽セグメントなどを4Kでキャプチャーするために使用されるという。

Proton Global Media Groupのリッキー・ペリンチーフ(Ricky Perinchief)氏が、URSA Broadcast、ATEM 1 M/E Advanced Pane、ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4KをNOW Churchに設置し、URSA Mini Pro、Micro Studio Camera 4K、Blackmagic Studio Camera、その他のATEMプロダクションスイッチャーを含む既存のワークフローへの統合を行なった。Video Assist 4Kを取り付けたURSA Broadcast、およびURSA Studio Viewfinderを取り付けたURSA Mini Proがメインカメラとして使用され、5台のMicro Studio Camera 4Kが教会のあらゆる場所に設置され、説教、コンサート、その他のイベントにおいて、牧師やバンドを様々なアングルから撮影するために使用されている。2台のMicro Studio Camera 4Kはワイヤレスで、1台は天井に設置されてリモートコントロールされ、もう1台はDJIのRonin-Mスタビライザーに搭載して使用されている。カメラはATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kへと接続されている。2台のカメラにはワイヤレス・トランスミッターが使用され、メインステージから35m離れたATEMへと接続される。 スイッチャーの全出力はSmart Videohub 20×20に送信され、カメラや、牧師の事務室、託児所、ロビーに設置されたテレビにルーティングされる。また、2台のHyperDeck Studio Proで、プログラム出力とBロールに使用するためにクリーンフィード出力を収録する。

「URSA Broadcastには本当に感心しています」と語るペリンチーフ氏。

「ズームレンジが本当に素晴らしいですね。2種類のHD B4レンズを使用しているのですが、エッジ部分がソフトになりません。F1.7でもズーム比の全域を使用できます。これは、教会の全く新しい市場を開拓する機能だと思います。照明が放送に適していない状況でも、このカメラではゲインをF1.7にできるため、必要な明るさが得られます。カメラのネイ ティブ2/3インチセンサーと、多数のボタンやスイッチが搭載されている点が気に入っています。スタジオでも、ロケ先でのENGスタイルの撮影でも、このカメラは必要な機能がすべて搭載されていて、価格面で他を寄せ付けないレベルです」

ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kをカメラフィードの切り替えに使用することで、NOW Churchは今まで以上に柔軟に作業ができるようになったという。同氏は続ける。

「ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kのような多用途の機器は、教会にとって打って付けの製品です。他の顧客は、他のM/Eを放送やIMAGやスクリーンへの投影などに使用しています。異なる場所用に異なるフィードを使用できるオプションの幅が広いのは、本当に素晴らしいですね。ATEM 1 M/E Advanced PanelのM/Eは分かりやすくレイアウトされているので、とても使いやすいです」

NOW Churchのコントロールルームは毎週日曜日の説教に加えて、平日は収録スタジオとしても機能している。ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4KのコントロールにATEM 1 M/E Advanced Panelを使用して、ペリンチーフ氏は放送中のスイッチング、コントロールルームの収録スタジオへの転換プロセスを合理化した。同パネルは、可搬性に優れ、PoEを搭載しているため、別の部屋にセットアップする作業が簡単に行える。

「このパネルの特に気に入っている点は、Tバー、マクロが使用できるショートカット、レイアウトですね。本当にユーザーフレンドリーで、すべてが必要な場所にあります。また、教会にとっては価格面が非常に大きな要素でもあるので、搭載されている機能を考慮すると、迷う必要ない選択だと思います。放送終了後は、ATEM 1 M/E Advanced Panelをコントロールルームのデスクから、別室のエンジニアリング室に簡単に移動できます。これにより、すべてがネットワーク上に留まり、さらにパネルにはわずか1本のケーブルを接続するだけで必要な機能がすべて使用できます。また、極めて軽量にかかわらず、しっかりとした作りなので、中継車や、私たちの教会のような多用途に使用されているコントロールルームでの使用に向いていると思います」

「また、様々な場所にMicro Studio Camera 4Kを設置しているので、PTZ経由でATEM 1 M/E Advanced Panelを使用して、カメラのパンやティルトを操作できる点も優れていますね。個人的には、業界はマクロの使用をより頻繁に行うようになっていると思います。このパネルでは、それも簡単に実行できます」(ペリンチーフ氏)

同氏は、最後に教会という特殊な撮影空間でBlackmagic Designの機材を使うメリットについてこう語った。

「これらの製品は、リーズナブルな価格で12G-SDIが使用できる機会を提供しています。すべてにSDIを使用できますが、必要に応じてSDIをHDMIに変換できます。4Kへの移行を今すぐ行うこともできますし、将来に備えることも可能です。Blackmagic Designは点と点を結び、人々が必要とするものを全体像として理解している企業です。これは教会にとって、非常に重要なことです。特に、ボランティアが運営している場合には決定的です。互いの機器が問題なくコミュニケーションでき、テンプレートの呼び出しが可能で、以前の状態に戻すことができ、グラフィックのロードが可能で、DSKをプログラムでき、カメラのカラーバランスやマッチが必要に応じて調整でき、また元の状態にボタン1つで戻せるのは、本当に素晴らしいですね。Blackmagic Designを使用すれば、当て推量で作業をすることはありません」