ブラックマジックデザイン製品、Facebook Liveシリーズのストリーミングに URSA BroadcastとATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kを使用


ブラックマジックデザインは、ニューヨークを拠点とする制作会社 Live Xが、今夏のゲーム番組シリーズ「Live on the Lanes」の制作とライブストリーミングを、すべてブラックマジックデザイン製品で行なったことを発表した。同番組は、世界最大のボーリング運営事業社であるBowlero Corporationのためのもの。使用されたブラックマジックデザイン製品は、URSA Broadcast、ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4K、Micro Studio Camera 4Kなど。

デザイン、制作、放送の包括的なサービスを提供するLive X社は、クライアントのSo They Went Productionsと提携し、Bowlero CorporationのBowleroブランド用に同シリーズを制作した。米国内で4つのブランドの元、計300箇所を超えるボーリング場を運営するBowlero Corporationは、ブラックライト・ボーリングやゲームセンター、レーザータグ、規格外の創作料理など、没入型およびインタラクティブなエンターテイメントで世代を問わない楽しみを提供している。

そのLive Xが、今日の若者世代に向けて、5つのエピソードで構成されるゲーム番組「Live on the Lanes」をFacebook Liveでストリーミングした。同番組のホストは、人気のトリビアゲーム「HQ」でもホストを務めるサラ・プリビス(Sarah Pribis)氏で、各エピソードを50万人以上が視聴した。Live Xは同シリーズの制作に加え、自宅にいたまま同ゲーム番組に参加できるシステムを構築し、賞金を競い合う形で視聴者を魅了した。撮影チームは、ゲームが行われる2レーンに可能な限り近づき、かつコンパクトな機材で作業したいと考えていた。したがって、Live Xの共同設立者であり、メインプロデューサーでもあるコレイ・ベンケ(Corey Behnke)氏は、同シリーズの撮影が独特なチャレンジになることに気づいていた。

ベンケ氏は、5台のMicro Studio Camera 4Kを使用することに決めた。そのうち2台でレーン、他の2台でピンを撮影。これにより、ストライクやガーター、その他のあらゆる投てきを撮影できた。最後の1台は、プレーヤーがボールを投げたり、次のターンを待ったりする様子の撮影に使用された。またベンケ氏は、3台のURSA Broadcastカメラも使用した。2台はハンドヘルドのメインアクションカメラとして使用し、もう1台は三脚に乗せ、テレプロンプターとURSA Viewfinderを使用してホストを撮影した。

「私たちは、URSA Broadcastを本来意図された方法で使用するのが大好きです」と、ベント氏。「Facebook Liveでゲーム番組を放送するようなイベントでは、URSA BroadcastとATEMは完璧な組み合わせです。コントロールをセットアップしたら、あとは正面席からすべてを管理できます。これは、ライブ環境において極めて重要です。」

Live Xは、ATEM 4 M/E Broadcast StudioをATEM 1 M/E Advanced Panelでコントロールし、ATEMに搭載されたDaVinci Resolveスタイルのカラーホイールを使用して、全カメラのコントロールとカラーコレクションを同時にリアルタイムで行なった。また、スイッチャーのフィル信号には、Live Xのカスタムグラフィックエンジンが使用された。「このような方法でATEMを使用できたのはとても便利でした。スコアボードやローワーサード、ボーリングのアニメーションを映すことができました。ATEMのキー&フィル機能は、革新的でした」

「ATEMのおかげで、URSA Broadcastカメラでタリーを使えます。非常に助かりますね」と、ベント氏。「また、URSA Broadcastカメラで4K B4マウントを使用した際、2/3インチのセンサーサイズは、レンズへの装着が簡単でした。すでに所有していたレンズでも、レンタルしたレンズでも関係ありません。2/3は業界のどこにでもあるので、本当に助かりました」

各カメラからのフィードや、プログラム全体の出力の収録には、計9台のHyperDeck Studio Proが使用された。また、Live Xは、ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kからのプログラムフィードを2台のTeranex Mini SDI Distribution 12Gを通して送信した。これにより、プログラムフィードを8台のカメラに送信し、CCUでコントロールできた。ベント氏は、さらに2台のSmartView 4Kモニターを使用して、ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kからのプログラムフィードをモニタリングした。

同氏は続ける。

「これらの製品は、ライブ用に開発されたものです。カメラとマッチさせるのも簡単ですし、他のコントロールパネルを組み合わせなくても、すべてが一体となって機能します。私たちがBlackmagic Designを選んだもうひとつの大きな理由は、12G-SDIで将来に備えるためです。インターネットの解像度はテレビより高く、私たちのクライアントは1080p30を要求します。これは『Live on the Lanes』を撮影した解像度でもあります。現在は4Kを必要としていないクライアントもいますが、今後はそうなるでしょう。それに備えられたことは素晴らしいことです」

 

◉ブラックマジックデザイン
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