キヤノンは、3D VR映像撮影専用のRFレンズとして初めてAPS-Cサイズカメラに対応した『RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE』を6月28日に発売する。価格はオープンで同社オンラインショップでの価格は192,500円(税込)。

『RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE』は、初めて3D VR映像撮影に挑戦するユーザーのニーズに対応するRFレンズ。カメラは「EOS R7」に対応(2024年6月現在)。

レンズ構成は「UDレンズ」2枚を含む8群11枚。さらに、特殊コーティング技術「ASC(Air Sphere Coating)」を採用し、曲率の大きなレンズで発生しやすいフレアやゴーストの低減を実現。

APS-Cサイズカメラ用とすることで全長約54.6mm、質量約290gの小型・軽量設計と優れた機動性を実現。3D VR映像撮影が可能なRFレンズとして初めてステッピングモーター(STM)で駆動する二眼連動のAF機構を搭載し、一般的なRFレンズと同様の操作感で、高速・高精度なAFを利用することができる。また、撮影画角を144°とすることで、三脚などの映り込みを避けながら快適な撮影を実現。

「EOS VR SYSTEM」用のPCアプリ「EOS VR Utility」や、「Adobe Premiere Pro」(別売)専用プラグイン「EOS VR Plugin for Adobe Premiere Pro」では、撮影した144°分の撮影データから140°の撮影データを切り出し、VRフォーマットに変換することが可能。また、アプリケーション内の「手ブレ補正機能」を活用し、撮影後に微細な手ブレを補正することができる。

持ち運びに優れた小型・軽量設計




◉製品情報
https://personal.canon.jp/product/camera/rf/rf-s39-f35-dfe

キヤノン株式会社
https://canon.jp/