ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve 15.2を発表


ブラックマジックデザインは、メジャーアップデートとなるDaVinci Resolve 15.2を発表した。DaVinci Resolveは、編集、カラーコレクション、VFX、プロのオーディオポストプロダクションに対応したソフトウェア。DaVinci Resolve 15.2は、世界中のプロユーザーから寄せられたフィードバックをもとに開発された。新たに搭載された30以上の機能によって、毎日のタスクが簡素化・効率化し、エディターやカラリスト、サウンドエンジニアは今まで以上にスピーディに作業できる。

DaVinci Resolve 15.2は、11月14日よりBlackmagic Designウェブサイトからダウンロード可能。新機能の紹介ビデオはBlackmagic Designウェブサイトで視聴可能。www.blackmagicdesign.com/jp

DaVinci Resolve 15.2の編集タイムラインは、より高いフレームレートで表示される。これにより、編集やトリム作業が今までにないほど高速かつ高反応、滑らかに感じられる。さらに、編集時にクリップがスライドインまたはスライドアウトする新しいアニメーション機能によって、各種編集がタイムライン上の他のクリップに与える影響を正確に把握できる。

また、未使用のクリップをまとめることでタイムラインをクリーンアップできるようになり、タイムコード入力はソフトウェア全体を通して簡素化された。

DaVinci Resolve 15.2には、パンケーキ編集(複数タイムライン間のクリップ編集)をこれまで以上にすばやく簡単に行える機能も追加された。タイムラインや複合クリップをソースビューアにロードし、それらを展開した状態で現在のタイムラインに編集できる。さらに重要なのは、Xキーを押すだけでソースタイムラインのクリップをマークし、現在アクティブなプログラムタイムラインに編集できる点だ。

エディットページのインスペクタ、オンスクリーンコントロール、メタデータビューアが自動更新に対応したため、再生ヘッドの位置にある一番上のクリップの情報が表示される。つまり、パラメーターを変更する際にクリップを手動で選択する必要がなくなった。

キーボードカスタマイズ機能は、DaVinci Resolve 15.2でデザインが一新された。新しいビジュアルインターフェースでは、使用中のキーをすばやく確認し、ショートカットを割り当てられる。他の人気編集アプリケーションを模倣したキーボード設定は、これからDaVinci Resolveに移行するユーザーに最適だ。キーボード設定は複数のシステムで共有でき、ショートカットはアプリケーション内の他のページやユーザーインターフェースパネルにも割り当てられる。また、ショートカットはコンテクストメニュー内のコマンドにも割り当て可能だ。新しいハイライト機能によって、インターフェース上の現在アクティブな部分を簡単に確認できるので、ユーザーは使用可能なキーボードショートカットを把握できる。

DaVinci Resolve 15.2は、新しいResolveFXプラグインも搭載している。ブランキングフィル・プラグインは、スクリーン上のレターボックス状またはピラーボックス状の黒い領域を、焦点が合っていないビデオを使用して自動的に埋める。背景を手動で作成する必要がないので、縦長のビデオまたは写真を標準的なワイドスクリーンのタイムラインで簡単に使用できる。新しいビューティ・プラグインは、肌や他の素材の質感や傷などを、自然な風に滑らかにするプラグインだ。また、カラリスト用にACESトランスフォームや色域リミッターのプラグインも新たに搭載している。さらに、カラリストは、ミキサーノードに接続されたノードを無効にしてミキサーノード入力をバイパスし、ギャラリースチルをカスタム名で書き出せるようになった。

Fairlightページでも多くの機能が改善された。一般的な問題の修正や、最終的なオーディオのマスタリングを、これまで以上に高速かつ簡単に実行できるFairlightFXプラグインが、新しく追加された。新しいステレオ修正プラグインには、一般的なチャンネルマッピングのプリセットが含まれているため、クリップの修正をワンクリックで実行できる。これにより、ステレオトラックに編集されたデュアルチャンネルのモノダイアログなどの問題をすばやく修正できる。

新しいマルチバンドコンプレッサーは、リアルタイムのスペクトル分析に対応しており、周波数帯域を4バンドに分けて個別に調整できる。したがって、マスタリング時にアーチファクトを生じさせずに、全体のボリュームを理想的なレベルに調整できる。また、Fairlightページには、複数のチャンネルストリップを連動させるVCAグループ機能も追加された。これにより、複数トラックのゲインを同時に調整できる。

本年4月のNABで発表されて以来、Blackmagic Designのエンジニアチームは世界中のプロユーザーたちのフィードバックに耳を傾け、必要とされる機能の追加に尽力してきた。その結果、4月以降に追加された新機能の数は110以上に登る。

「DaVinci Resolveの勢いと普及のスピードは驚異的です」と語るのは、Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ。「DaVinci Resolve 15.2の新機能の多くは、それらを毎日使用するアーティストに違いをもたらします。とてもエキサイティングです。非常に大きなアップデートであり、皆様にも大いに気に入って頂けると思います!」

 

購入と価格

すべてのDaVinci Resolveのユーザーは、Blackmagic Designのウェブサイトから、DaVinci Resolve 15.2およびDaVinci Resolve Studio 15.2を無償でダウンロード可能。

 

◉製品情報
https://www.blackmagicdesign.com/jp

ブラックマジックデザイン
https://www.blackmagicdesign.com/jp