マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV」のデスクトップシャーシをリニューアルし、1月18日午前11時より販売を開始する。今回、新しく発売される「DD-I9G90」と「DD-I7N60」の価格とスペックはそれぞれ下記の通り(ともに税込)。

DD-I9G90:679,800円

  • Windows11 Home 64ビット
  • インテル Core i9-13900KFプロセッサー
  • GeForce RTX 4090
  • 64GBメモリ(32GB×2/DDR5)
  • 2TB SSD(NVMe Gen4×4)
  • 1200W 電源(80PLUS PLATINUM)

DD-I7N60:999,900円

  • Windows11 Home 64ビット
  • インテル Core i7-13700KFプロセッサー
  • NVIDIA RTX A6000
  • 64GBメモリ(32GB×2/DDR5)
  • 2TB SSD(NVMe Gen4×4)
  • 1000W 電源(80PLUS PLATINUM)

 

▲会場での展示の様子。ニコンZ 9の8K RAW素材もスムーズに再生できた。

 

デスクトップPCのシャーシのリニューアルは2016年以来。今回のシャーシは内部空間を広く設計し、大型グラフィックスカードを2基搭載できるスペースを確保。また、空冷ファン搭載可能数を従来の2基から6基に増加し、水冷での冷却時には従来の120mmラジエーター1基から、240mmラジエーターを最大2基同時に搭載することが可能になった。

▲現行モデルとの比較(左がリニューアルモデル、右が現行モデル)。現行モデルではGPUがNVIDIA Geforce RTX3070までしか搭載できなかったが、シャーシを刷新することでRTX4090やA6000といった大型GPUの搭載が可能になった。

 

電気ユニットを吸気・排気口を備えた専用チャンバーに格納することで、CPUやグラフィックスカードとの相互の熱干渉が少ない状態で冷却される構造となり、ハイエンドのCPUとグラフィックスカードの同時搭載が可能に。

 

また、スタジオ内での移動に対応したハンドルとキャスターは現行モデルから踏襲し、電源ボタンとUSBコネクタはシャーシ天面に配置されている。

▲ハンドルの裏面にはすべり止めのラバーグリップがを採用。

 

さらに、メンテナンスや清掃がしやすいように、脱着可能なダストフィルターを2カ所に採用。フロントパネルを外した部分に1カ所、シャーシ底面に1カ所装着している。マグネット着脱式のため、取り外しが簡単で清掃を手軽に行うことができる。

▲フロントパネルを外した状態。右下の白いつまみを引くことで簡単に取り外すことができる。

 

▲ダストフィルターは柔らかい素材でできており、手入れしやすい。

 

▲シャーシの底面部分。フィルター自体の水洗いも可能。

 

シャーシの本体寸法は幅約220×奥行き510×高さ525mm。リニューアルしたことで高い拡張性を実現しながら、従来シャーシと比較して、幅約30mm、奥行き約20mm、高さ115mmのサイズアップにとどめた。

 

◉製品情報(DAIV DD-I9G90)
https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gdaiv-dd-i9g90/

株式会社マウスコンピューター
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