DJI、新しいスタビライザーDJI RS 3 /DJI RS 3 Proと初の伝送システムDJI Transmission を発表


DJIは、新しいスタビライザー『DJI RS 3』『DJI RS 3 Pro』、伝送システム『DJI Transmission』を発表した。発売日は『DJI RS 3』が6月24日、『DJI RS 3 Pro』が7月下旬予定。『DJI Transmission』は9月予約開始。ラインアップと価格は以下のとおり。

・DJI RS 3(単体):66,000円
ジンバル、BG21グリップ、USB-C充電ケーブル、レンズ固定サポート、延長用グリップ/三脚 (プラスチック製)、クイックリリースプレート、マルチカメラ制御ケーブル、ねじ用キット 

・DJI RS 3 コンボ:79,200円
単体版の同梱品に加え、ブリーフケースハンドル、フォーカスモーター (2022)、フォーカスモーター ロッドマウントキット、フォーカスギア ストリップ、マルチカメラ制御ケーブル 2本目 、レンズサポート ストラップ固定式 、キャリーケース

・DJI RS 3 Pro(単体):99,000円
ジンバル   1、BG30グリップ、USB-C充 ケーブル、レンズ固定サポート  延長用 、延長用グリップ 三    属  、クイックリリースプレート、ブリーフケース ハンドル、マルチカメラ制御ケーブル、ねじ用キット、キャリーケース

・DJI RS 3 Proコンボ:123,200円
単体版の同梱品に加え、クイックリリースプレート 延長用 1、スマートフォンホルダー、フォーカスモーター (2022)、フォーカスモーター ロッドマウントキット、フォーカスギア ストリップ、DJI Ronin映像トランスミッター 旧Ronin RavenEye 映像伝 システム 、面ファスナーストラップ 2、レンズサポート ストラップ固定式 、 加ケーブル

・DJI Transmission コンボ:286,000円
DJI 映像トランスミッター、DJI  度遠 モニター、遠 モニターフード、取り付けツールキット、RSジンバル取り付けプレート、Ronin映像伝 アンテナ、保護ケース、WB37インテリジェントバッテリー 2、WB37バッテリー充 ハブ 1、その他ケーブルとバッテリーアダプター

『DJI RS 3』と『DJI RS 3 Pro』は、前モデルのRoninシリーズから大幅な改良を経て設計。再設計された軸ロックシステムにより、プロセス自体を自動化。ジンバルの電源を入れるだけで、自動で軸ロックが解除、ジンバルが展開し、素早く撮影を開始することができる。『DJI RS 3 Pro』は、アームがRonin 2のように、未切断カーボンファイバーシートで構成され、接合カーボンファイバー素材を使用していた従来のスタビライザーよりも軽量化、剛性も改善されている。

『DJI Transmission』はDJI史上初の独立型ワイヤレス映像ソリューションで、レシーバー、モニター、コントローラー、そしてレコーダー機能が一つに統合。Roninエコシステムに新たに加わったことで、クリエイターはよりシンプルな撮影ワークフローを構築でき、セットアップや操作に気を取られることなく、撮影に集中することができるとしている。 

 

DJI RS 3

DJI RS 3は、再設計された軸ロックシステムにより、プロセス自体を自動化。ジンバルの電源を入れるだけで、自動で軸ロックが解除、ジンバルが展開し、素早く撮影を開始することができる。

また、電源ボタンを1度押すとジンバルはスリープモードに入り、デバイスの電源オン/オフや収納、移動がよりスピーディに行えるようになった。

さらに、クイックリリースプレート上でカメラの取り付け位置を記録できるため、カメラを取り付ける度にバランス調整を繰り返す必要がなく、迅速にペイロードの準備を整えることができる。新たにBluetoothシャッターボタンにも対応し、カメラ制御ケーブルを使わず自動でカメラと接続できるようになった。 

▲Bluetoothシャッターボタンにも対応

 

重量わずか1.3 kgで片手で簡単に持つことができ、積載量は3 kgを実現。第3世代RS安定化アルゴリズムにより、安定化性能が前モデルDJI RSC 2より20%向上、ローアングル撮影や走りながらの撮影、走っている車での撮影がより容易になった。焦点距離最大100 mmのレンズに対応できるSuperSmoothモードは、さらに高い安定性能を発揮、ブレのない映像を撮影できる。 

▲使用イメージ

 

安定性向上に加え、前モデルRSC 2よりもディスプレイサイズが80%大きい刷新した1.8インチのOLEDフルカラータッチ画面を搭載。ジンバル設定の大半をスマートフォンのアプリでアクセスすることなく、タッチ画面上で直接操作できる。また、UIや操作フローが再設計されたことで、指先だけで様々な操作を行えるようになっている。これらの改良に加え、スライドすることでパンフォロー/パン&チルトフォロー/FPVのモードを迅速に切り替えれるジンバルモードスイッチを搭載。 

▲刷新した1.8インチのOLEDフルカラータッチ画面

 

一新されたバッテリーグリップは最大12時間駆動か可能。バッテリーはクイックリリース式のカートリッジ設計で、18WのPD急速充電にも対応。ジンバルから取り外した際や使用中にも充電できる。

▲バッテリーはクイックリリース式のカートリッジ設計

 

 

DJI RS 3 Pro

DJI RS 3 ProのアームはRonin 2のように、未切断カーボンファイバーシートで構成され、接合カーボンファイバー素材を使用していた従来のスタビライザーよりも軽量化、剛性も改善。さらにアームが長くなったことで、バランス調整のためのスペースが確保され、ソニー FX6やキヤノン C70、RED Komodoといったカメラにも対応。

また、ジンバル構造が最適化され、重量を1.5 kgに抑えつつ、積載量は4.5 kgを実現。さらに、DJI RS 3と同じく、自動軸ロック、Bluetoothシャッターボタン、1.8インチOLEDタッチ画面、ジンバルモードスイッチを搭載。

DJI RS 3 Proは、DJI Ronin 4Dで使用された高性能LiDARフォーカスシステムを継承し、DJI LiDARレンジファインダー (RS)を装着することにより、屋内環境において14 mの範囲で43,200点の測距点を検知。トルクが3倍強化された次世代フォーカスモーターは簡単に取り付けることができ、マニュアルレンズのオートフォーカスを可能に、従来のように、繰り返しキャリブレーションをする必要はありません。さらに、DJI LiDARレンジファインダー(RS)は、DJI Ronin 4Dにも使われている独自開発のチップと焦点距離30 mmのカメラが搭載され、ActiveTrackの計算能力は60倍以上に向上、ActiveTrack Proにも対応している。

▲DJI LiDARレンジファインダー (RS)を装着

 

DJI RS 3 Proには、2つのRSA/NATOポートと1つのバッテリーポートが搭載されているため、新ブリーフケース ハンドル、ツイストグリップ デュアルハンドル、テザー制御ハンドルなど、様々なアクセサリーに接続できる。DJI RS SDKプロトコルを使用すれば、DJI RS 3 Pro向けにカスタム撮影ソリューションを制作することができる。

また、走っている車からの撮影や、ジブ、ステディカム、ケーブルカム、スライダーを使った撮影でも、DJI RS 3 Proは包括的な撮影ソリューションを提供する。

 

 

DJI Transmission

DJI Transmissionは、DJI史上初の独立型ワイヤレス映像伝送ソリューション。DJI Ronin 4Dで採用された高性能の映像伝送技術を元に開発され、レシーバー、モニター、コントローラー、レコーダーの機能を、このシステムに統合。

O3 Pro伝 技術により、DJI Transmissionは地上撮影用に最大6 km( 日本国内: 4km) の超低遅延伝送を実現。1080p/60fps映像伝 や16-bit 48 kHzでのライブ音声モニタリングに対応し、高品質の映像・音声遠隔モニタリングを実現。

複雑な受信環境や建物の多い環境に対応するため、従来の2.4 GHz5.8 GHzの周波数帯に加え、DFS(動的周波数選択)を追加し、最大23チャンネル( 日本国内: 18チャンネル )から選べる。周波数自動選択技術によって電磁環境を自動的にスキャンし、必要な時に素早く最適な無線チャンネルに切り替える。必要に応じ、最適なチャンネルを手動で選択、デバイス間の干渉を回避することもできる。

7インチ 1,500ニトのDJI高輝度遠隔モニターは、レシーバー機能が統合され、モニターにケーブルを繋ぐ必要性がない。1つのトランスミッターに対し、複数のレシーバー(モニター)で同時受信することが可能で、異なる伝送ニーズに合わせ、制御モードと配信モードの2種類の伝送モードを利用することができる。制御モードでは2つのレシーバーを同時に使用し、モニタリングやジンバルやカメラの遠隔操作を行うことができる。

また、制御モードに加え、配信モードを使用することができ、映像を受信するレシーバーの数に上限はなく、撮影効率を高めることができる。例えば、リアリティ番組のような大規模な撮影セットで、DJI Transmissionは、10台以上のトランスミッターから10台のデバイスに同時に信号を伝送できるため、従来の伝送環境で実現が難しかった、完全に息の合ったチーム間の連携作業が可能になるとしている。 

DJI Transmissionは、パワフルな伝送ツールであるとともに、包括的な制御システムでもある。DJI RS 3 Proと併用すると、ジンバルとカメラのコントローラーとして動作する上、地上撮影用のRoninエコシステムと完全に連携し、より多くの機能を実行することができる。高輝度遠隔モニターはジャイロセンサーを内蔵しているため、独立型モーションコントローラーとしてDJI RS 3 Proを制御できる。また、DJI Ronin 4D用ハンドグリップをモニターと併用すると、DJI RS 3 Proのオペレーターは、ジンバル、フォーカス、露出、録画の開始・停止を両手で操作することができる。

また、1080p/60fps H.264動画の録画・再生にも対応しているため、撮影現場で簡単に撮影した映像を確認することができる。Roninエコシステムはさらに拡張され、DJI Transmissionは、DJI Master WheelsやDJI Force Proとシームレスに連携し、様々な方法でカメラワークを制御することができる。 

DJI PROでは、引き続き映像業界のプロと連携しながら、日々変化するクリエイターのニーズに応えられるよう製品の改良に努め、今年8月にDJI Ronin 4Dは、4:4:4:4イメージソース向けのApple ProRes最高画質モードであるApple ProRes 4444 XQコーデックに対応予定という。 

また、DJI Zenmuse X9 延長ケーブルのリリースも予定。このケーブルを使用することにより、Zenmuse X9ジンバルカメラをDJI Ronin 4D本体から取り外して使用することができ、撮影時の負荷重量が約80%低減し、複雑な場所での撮影など様々なシーンで、フレキシブルかつ多様なカメラワークを実行することがで切るという。現在、DJIはLマウントアライアンスの公式メンバーとなり、Leicaとパートナーを組み、専用のZenmuse X9 Lマウントユニットを発表しました。DJI Ronin 4Dユーザーは、Leica、Panasonic、SigmaのLマウントレンズをカメラに装着できるようになるとしている。 

 

◉製品情報

DJI RS 3 https://www.dji.com/jp/rs-3?site=brandsite&from=homepage

DJI RS 3 Pro https://www.dji.com/jp/rs-3-pro?site=brandsite&from=homepage

DJI Transmission https://www.dji.com/jp/transmission?site=brandsite&from=homepage

 

DJI JAPAN株式会社
https://www.dji.com/jp