富士フイルム株式会社は、「Xシリーズ」のミラーレスデジタルカメラ『FUJIFILM X-T200』を2月27日に発売する。カラーは、シルバー/ダークシルバー/シャンパンゴールドの3色。価格はオープンで、市場想定価格はレンズキット「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」が94,500円前後、ダブルズームレンズキット「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」と「フジノンレンズ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」が119,500円前後（ともに税別）。

また、開放F値2.0・焦点距離35mm（35mm判換算：53mm相当）の標準レンズ『フジノンレンズ XC35mmF2』も同時発売。価格は、27,000円（税別）。

 

「X-T200」は、高い機動力と優れた操作性が好評の「FUJIFILM X-T3」など｢X-Tシリーズ｣の特長である「センターファインダースタイル」を採用したミラーレスデジタルカメラ。約370gの小型軽量ボディに、約2424万画素のAPS-Cサイズセンサーと高性能な画像処理エンジンを搭載。長年にわたって培った独自の色再現技術などにより、自然で美しい肌色、初夏の鮮やかな新緑や突き抜けるような青空の色など、人間の記憶に残る「記憶色」を実現。また、センサー全面における像面位相差画素の配置とアルゴリズムのさらなる進化により、AF性能を向上。優れた動体追従AFや顔・瞳AFを可能にするとともに、暗所でも高速かつ高精度にピントを合わせることができる。

背面には、明るい大型ワイド液晶モニターを搭載しており、直感的なタッチ操作を実現。さらに、モニターを自在なアングルに調整できる「バリアングル構造」を採用。顔・瞳AFとの組み合わせで「自分撮り」を簡単に行うことができるなど、優れた操作性を発揮。また、充実した動画撮影機能により、30コマ/秒の滑らかな4K動画や明暗差の大きな撮影シーンでも豊かな階調を再現するハイダイナミックレンジ（HDR）映像などを撮影することができる。

サイズは121（H）×83.7（T）×55.1（D）mm、質量は約370g（バッテリー､ SDメモリーカード含む）。

▲左より「シルバー」、「ダークシルバー」、「シャンパンゴールド」

 

主な特長

（1）小型軽量ボディ、独自の色再現、優れたAF性能などを実現し、簡単に高画質な写真撮影が可能

・従来機から約80g軽量化した約370gの小型軽量ボディに、約2424万画素のAPS-Cサイズセンサーと高性能な画像処理エンジンを搭載。

・ センサー全面における像面位相差画素の配置とアルゴリズムのさらなる進化により、AF性能を向上。優れた動体追従AFや顔・瞳AFを実現するとともに、暗所でも高速かつ高精度にピントを合わせることができる。また、人物・風景・夜景といったシーンに合わせて最適な撮影モードを自動で設定する「アドバンストSRオート」機能をはじめとする多彩なオート機能を搭載。

・ 銅配線をセンサーに採用することで、データの読み出し速度を従来機に対して3.5倍に向上。ローリングシャッター歪みを大幅に軽減。

・8コマ/秒の高速連写が可能。

（2）明るい大型ワイド液晶モニターなどにより優れた操作性を発揮
・3.5インチ・縦横比16：9の大型ワイド液晶モニターを搭載。一般的なスマートフォンと同等以上のタッチレスポンス性能を備え、直感的な操作を可能とします。さらに、快適な撮影をサポートする「タッチメニュー」を採用。明るさやボケ味などを確認しつつ、タッチ操作で簡単に撮影設定を調整できる。

・従来機の2倍となる最高輝度1000カンデラの明るいモニターにより、高い視認性を実現。晴天時の屋外でも、被写体をはっきりと確認することができる。

・モニターを自在なアングルに調整できる「バリアングル構造」を採用。ハイアングルやローアングルの撮影が可能。また、モニターを反転させることもできるため、顔・瞳AFとの組み合わせで、「自分撮り」も簡単に行うことができる。

・握りやすいグリップ形状を採用することで、小型軽量ながら優れたホールド性を発揮。大型の望遠ズームレンズなどを装着する場合でも、安定した写真撮影を実現。

（3） 多彩な色調やアート表現などを可能とする撮影機能を搭載
・ 多彩な色調を可能とする「フィルムシミュレーション」に、鮮やかな色とメリハリのある階調を実現する「Velvia」や自然な色・階調で被写体をありのままに写す「PROVIA」など全11種類のモードを搭載。被写体や撮影シーンなどに合わせ、写真フィルムを取り換える感覚で様々な色再現を楽しむことができる。

・ アートのような写真表現を手軽に楽しめる「アドバンストフィルター」に「クリアフィルター」を新たに加え、全20種類のモードで写真表現の幅を広げる。

・ファインダー部と一体設計したポップアップフラッシュ（内蔵）を搭載。撮影シーンや被写体までの距離に合わせて、カメラが自動で適切な発光量を制御するため、フラッシュ使用時の白とびなどを防ぎ、被写体をありのままに美しく撮影することができる。

（4）本格的な4K動画などを楽しめる充実の動画撮影機能を搭載
・センサーの全画素読み出しにより、6K相当の豊富な情報量を活用した4K動画を実現。ノイズが少なく高画質な4K動画を楽しめる。

・30コマ/秒の滑らかな4K動画を撮影可能。フルHD・HD動画では、より滑らかな60コマ/秒で撮影できる。

・ 「ハイダイナミックレンジ（HDR）動画撮影」機能を搭載。明暗差の大きな撮影シーンでも白とびや黒つぶれを抑制し、豊かな階調を再現。

・フルHD・120コマ/秒のハイスピード動画撮影が可能。素早く動く被写体のスローモーション再生時でも滑らかな動画を実現。

・ デジタルカメラとして初めて「電子ジンバル」モードを搭載。ジャイロセンサーにより微小な振動も正確に検出し、動画撮影時に生じる映像のブレを抑制する。

・ 撮影した動画の一部分を切り出せる「カット編集」機能を新たに採用。動画の再生時間を短縮することでデータサイズを小さくすることができ、SNSへの動画投稿や、家族・友達との動画共有を簡単に行うことができる。

 

 

◉製品情報

X-T200  https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-t200/

XC35mmF2　https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/lenses/xc35mmf2/

 

富士フイルム会社
https://fujifilm.jp/index.html