JVC、ブロードキャストオーバーレイ機能など、ライブ配信における各種ネットワーク機能を強化した業務用4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HM250」を発売


株式会社JVCケンウッドは、4K解像度で記録・再生が可能な業務用4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HM250」を4月下旬に発売する。価格はオープン(290,000円前後)。「GY-HM250」は、高品位なライブ映像制作を実現するブロードキャストオーバーレイ機能など各種ネットワーク機能が強化され、組み合わせにより取材制作をはじめさまざまなライブ配信制作に対応できる。

◉主な特徴
1.さまざまなライブ配信に対応するネットワーク機能
・局名や番組名を簡単に重畳できるブロードキャストオーバーレイ機能
撮影内容に合わせ、局名や番組名、ニュースタイトル等をスマートフォンやタブレットから簡単に入力し、撮影クリップやストリーミング映像に重畳することができるブロードキャストオーバーレイ機能を搭載。

・画面全体に画像を表示するフルスクリーングラフィック機能
告知や広告などの画像を画面全体にオーバーレイすることができるフルスクリーングラフィック機能を搭載。JPEGとPNG形式の画像を最大50ファイルまで表示が可能。また、ファイル名により表示順の指定できる。

・ネットワーク接続時の設定を簡便にするZero Config
複数のカメラレコーダーをネットワークに接続する場合の設定がより簡便になるZero Configに対応し、撮影現場での設置時間や設営工数の低減を実現。

・リモートカメラコントローラー「RM-LP100」での制御可能
リモートカメラコントローラー「RM-LP100」を使って本機の制御が可能。さらにローランド社製「V-1SDI」と組み合わせることにより、液晶モニターやビューファインダーへのタリー表示が可能となり、低コストでのスタジオ運用が実現する。

・各種モバイル端末からリモートビューイング&コントロール
ネットワークアダプター端子(USB-HOST)を装備し、各種ネットワークアダプターの装着により、多彩な機能を実現。カメラへの直接接続、またはアクセスポイント経由で各種モバイル端末によるリモートビューイングに対応。さらに、カメラ操作(REC/PAUSE、フルオート、ズーム、アイリス、フォーカス調整等)や詳細設定(ゲイン、シャッタースピード、ホワイトバランス等)も各種モバイル端末からリモートコントロールできる。

・ネットワーク経由でのファイル転送およびストリーミング
HD/SDまたはWebファイルをネットワーク経由で送信が可能。映像ファイルを取材先から編集室へいち早く送信し、簡単に取材素材をプレビューでき、編集後のファイル差替えも容易に。また、対応するデコーダや、PCアプリケーションとの組み合わせにより、ネットワーク経由で映像(HD/SD)・音声のストリーミングが可能。さらに、信頼性が高く安定したデータ送信が可能なクラウドサービス「Zixi」や、「YouTube Live」などによるライブストリーミングにも対応している。

2.4K30p/25p/24p YUV4:2:2記録モードに新たに対応し、4K撮影時の精細な色表現
フルハイビジョンの約4倍の情報量を持つ4Kの高解像度で、30p/25p/24pの記録・再生が可能。これまでのHD撮影時の50Mbps 4:2:2カラーサンプリング記録に加え、4K撮影時の150Mbps 4:2:2記録モードにも対応し、より精細な色表現を実現している。

3.白とびを抑えた高輝度優先モード
高輝度の白とびを抑え、なめらかな階調で撮影する高輝度優先モードを新たに搭載。日差しが強いシーンでの人物の顔など、高輝度部の白とびを意図的に抑制し、顔の精細な表情までも捉えた撮影ができる。

4.表現の幅を広げるテレ・マクロ撮影
最大望遠時約60cmでの近接撮影に対応。テレ・マクロ特有の背景をボカし、被写体を大きく強調させた撮影が可能。花や小動物などの撮影に効果を発揮し、撮影表現の幅を広げる。

◉製品情報
http://www3.jvckenwood.com/press/2018/gy-hm250.html

vsw