NHK、Inter BEE 2018に一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)と共同で出展


NHK は、11 月 14日(水)~16日(金)に幕張メッセで開催される国際放送機器展『Inter BEE 2018』に、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)と共同で出展する。

新4K8K衛星放送の開始を2週間後に控え、さまざまな4K8Kコンテンツや新しい放送に対応した機器を展示する。InterBEE2018の直前に開催される「2018 NHK杯国際フィギュアスケート」など、8K・HDRコンテンツや、全国のNHKの放送局が制作した4Kコンテンツを見ることができる。また、JEITAの協力を得て、メーカー各社の新4K8K衛星放送対応テレビのほか、これまでに発売された4K対応テレビで新4K8K衛星放送を視聴できるようになるチューナーや録画機などを展示。「8Kリビングシアター」では、家庭のリビングルームをイメージした空間で、8Kの超高精細映像と22.2マルチチャンネル音響を体感することができる。

また、パラボラアンテナやケーブルテレビなど「NHK BS4K」「NHK BS8K」を視聴するための受信システムを紹介。「SHマーク登録品」など「NHK BS8K」に対応する受信システム機器を展示するほか、マンションなど集合住宅の受信システムイメージを展示し、テレビ受信設備の改修方法などを説明するコーナーを設置する。

さらに「4K2K一体制作コーナー」では、4K番組と2K番組とを一体的に制作するNHKの取り組みを紹介する。ブース内に4K中継車を展示し、中継番組での4K2K一体制作の事例を視聴。ドラマ番組での4K2K一体制作のフローを紹介する。また「2K/4K/8K制作に利用できるIP制作設備の研究開発」の展示では、IP技術を導入することで、2Kから4K、さらに8Kまで、設備を共通化してコンテンツ制作が行えることを紹介。

NHKではこのほかにも、放送通信融合の最新動向を紹介する「INTER BEE CONNECTED」エリアに「身近になったハイブリッドキャストの端末連携」を、また最新映像技術を介して新たなメディアの可能性を紹介する「INTER BEE IGNITION」エリアに「ダイジェスト映像自動生成システム」と「AIによる白黒映像の自動カラー化技術」を展示する。

 

◎場所:幕張メッセ
◎日時:2018年11月14日(水)~16日(金)

■NHK/JEITAブース(ブース番号:2319)
■INTER BEE CONNECTED(ブース番号:7302)
■INTER BEE IGNITION(ブース番号:6508)

vsw