「第2回小布施短編映画祭」が2020年3月21日、22日に開催されることが決定した。そのコンペティション部門として、作品を募集する。作品は2017年9月1日~2019年8月31日に完成された30分以下のもので、募集期間は2019年7月1日~8月31日。
小布施短編映画祭とは長野県北部にある人口1万1000人、県内最小面積の町「小布施(おぶせ)」の地域活性化活動の一つ。行政と地元企業が協働し「映像領域を含めた多様なクリエーターが集う地域づくり」をテーマに、この地域から新進気鋭のクリエイターが育つ土壌をつくることを目標としている。
小布施短編映画祭では、映像美や世界観の優れた作品を選ぶ「コシナ賞」、時代の一歩先を見据えて制作された作品を選ぶ「小布施賞」、映画祭の舞台となる小布施町の住民や、映画を愛してやまない人びとが集い、心に響く優れた作品を選ぶ「一般審査員賞」の3つの賞が設けられており、最優秀と認められた作品を、第2回小布施短編映画祭のグランプリ作品とする。
①コシナ賞
・世界最高品質のレンズを製造してきたパートナーのコシナによる、コシナ賞。「思わずスクリーンに引き込まれる、息を呑むような美しい作品」に贈られる。
・「映像の美しさ」を軸とし、ショットやルックの美しさ、映像美が作品のクオリティを効果的に高めているか、という基準で審査を行う。
・美しい映像を通じて、作品の世界観やメッセージを最大限に表現している作品を評価づる。
<審査員>
小布施短編映画祭 コシナ賞審査委員会(株式会社コシナ)
タカザワカズヒト(小布施短編映画祭コンペティション・ディレクター/映画監督)
<副賞>
20万円相当のコシナ製レンズ
②小布施賞
・映画や映像の第一線で活躍するクリエイターを特別審査員に迎え、イノベーションに積極的に取り組んできた「小布施」の名を冠する、小布施短編映画祭ならではの賞。
・作品テーマの新規性や先見性、映像表現としての新しさなどを評価基準に、時代の一歩先を見据えた作品を評価する。
・特にストーリーや脚本としての面白さ、作品に込められたメッセージ性、作品全体の作家性などを基軸に審査を行う。
<審査員>
外山文治(小布施短編映画祭プロデューサー/映画監督)
<副賞>
※小布施賞の副賞については、現在調整中。
③一般審査員賞
・小布施やその近隣から公募で集まった映画好きの審査員による、一般審査員賞。
・「この映画が一番好き」「感動した」「面白かった」など、純粋にオーディエンスの心に響く優れた作品に贈られる賞。
<審査員>
みんなが審査員(公募により募集した小布施と映画を愛してやまないみなさん)
<副賞>
りんごの木 1本(1年間)
応募要項
作品の応募方法:FilmFreeway上でのデータ提出
作品の応募締め切り:2019年8月31日(土)
・過去2年間に制作(完成)されたもの。
2017年9月1日~2019年8月31日に完成されたものに限る。(制作途中の作品は受け付けない。)
※日本国内、国外で初演である必要はなし。既に商業映画として公開されていたり、オンラインで視聴可能な作品も応募できる。
・ジャンルフリー
以下のジャンルの作品の応募を受け付ける。
・フィクション
・ドキュメンタリー
・アニメーション
・プロモーションムービー
※学生作品、Branded Short、MVなども応募可能。
・上映時間は30分
30分以下の短編映画のみを受付。
※上映時間にはエンドクレジットなどを含む。
・日本語で上映できるもの。
作品中の使用言語が日本語以外のものについては、日本語字幕をつけた上で提出。
※日本語での理解が困難である作品については、審査の対象外。
・上映データについて
上映作品に選出された場合は下記の形式のデータが必要。
・ProRes422HQ or LT、もしくは高ビットレート(25Mbps)のMP4ファイル。
・サウンドはステレオであること。
・フレームレートは23.98fps / 24fps / 29.97fpsのいずれかに該当していること。
・解像度は1920 x 1080以上であること。
・アスペクト比は自由。
・映画祭への参加
2020年3月21日〜22日に長野県小布施町、北斎ホールにて開催される、第2回小布施短編映画祭に参加できることが望ましい。
◉小布施短編映画祭 https://osff.jp/