パナソニック株式会社は、フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S5M2において、動画撮影などの機能向上に対応したファームウェアのダウンロードサービスを6月13日より開始する。さらに、動画機能を強化した製品として、『LUMIX S5IIX』を6月22日より発売する。

 

S5IIファームウェアVer.2.0 / S5IIXのプロフェッショナル動画性能

●ATOMOS 社製 NINJA V+/NINJA V/ SHOGUN CONNECT およびBlackmagicDesign 社製レコーダー Blackmagic Video Assist 12 GHDRへのHDMI 経由での動画 RAW データ出力に全モード対応

5.9 K、4.1 K、3.5 K の12bit動画RAWデータを、ATOMOS社製NINJA V+/NINJAV/SHOGUN CONNECTおよび、Blackmagic Design社製レコーダーBlackmagic Video Assist 12 G HDRにHDMI 経由で出力することが可能になる。

ポストプロダクション時の編集やグレーディングに有効なAppleProRes RAW ATOMOS社製レコーダーやBlackmagic RAW(Blackmagic Design 社製レコーダー)を記録できるので、ポストプロダクションへの対応力を強化し 映像制作のワークフローを強力にサポートするとしている。

 

●動画RAWデータ出力時のビューアシスト対応

動画RAWデータ出力中に、DC-S5M2/S5M2Xのモニターやファインダーで映像を確認することができる。V-Log撮影時に相当する映像を確認できるほか、「V-Logビューアシスト」機能を使えば、プリセットのVlog_709のルックアップテーブルを適用した「LUTビューアシスト(モニター)」機能での映像確認ができる。

 

S5IIの静止画機能の追加

●ライブビューコンポジット

DC-S5M2ファームウェアVer.2.0では、設定した露光時間ごとに画像を撮影し、明るく変化した部分を合成して1枚の写真として記録するライブビューコンポジットを追加。露光時間が経過するたびに合成された画像が表示されるので、仕上がりを確認しながら撮影できる。全体の明るさを抑えて撮影できるため、明るい夜景を背景にして、星の光跡や時間差で上がる花火を1枚の写真として撮影するときに便利という。

 

 

◉対応ファームウェア【DC-S5M2ファームウェアVer.2.0】
https://panasonic.jp/support/dsc/

パナソニック株式会社
https://www.panasonic.com/jp/home.html