ソニーは、Cinema Lineカメラ「FX6」のVer. 5.00アップデートを5月28日に公開した。アップデート内容は以下のとおり。

  1. 基本ルックのプリセットとして新規に709toneに対応。Scene Fileとして”709tone”を選択するには、Scene File – Recallで任意のScene File番号に”709tone”を読み出す。
  2. ビューファインダーおよびHDMI信号出力でのDe-Squeeze表示に1.5xを追加。
  3. 「Monitor & Control」アプリの以下の表示機能に対応。
    • ウェーブフォーム、ヒストグラム表示、フォルスカラーフォーカスマップ表示高解像度（1024×576）表示
    * Monitor & Controlは、最新バージョン（Ver.2.0以降）にアップデートが必要。
  4. マルチマトリクス補正の対象領域表示に対応。
  5. User 3D LUT使用時の画質を向上。
  6. SDI出力の23.98PsFに対応。
  7. ブリージング補正に対応するレンズを追加。(SEL100400GM, SEL200600G）
  8. マルチトラッキングAFの追尾対象をマルチセレクターで選択可能に。
  9. ステータス画面で以下の項目も設定可能に。
    • メディアステータス画面 – Format Media（A）、Format Media（B）
    • ネットワークステータス画面 – Wireless LAN、Wired LAN、Modem
  10. Base LookがUser1～User16時および、Target DisplayがHDR（HLG）時のMatrix/Multi Matrixの調整範囲を向上。※Ver.4.00以前と設定値に対する効果が変わるため、Matrix/Multi Matrixを使用している場合は再調整が必要。


◉詳細情報
https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILME-FX6&area=jp&lang=jp&ref=update

ソニー株式会社
https://www.sony.jp/